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就活情報サイト「マイナビ」が学歴フィルターと見られる新卒学生向けメールを送っていたと、けさ8日(2021年12月)の「スッキリ」が問題視した。森圭介アナは「東急のグループ企業が行うインターンシップの参加募集メールで、タイトルが『大東亜以下⑨』となっていて、大は大東文化大、東は東海大、亜は亜細亜大を指すもので、それが以下となっていました」と伝える。
一般的に大東亜には帝国が付いて、3大学のほかに帝京大、国士舘大を指すグループで、学生や予備校の間では、偏差値ランキングで「早慶上智」、明治大や青山学院大などの「MARCH」、日本大、東洋大などの「日東駒専」の表現も知られる。マイナビのメールは、大東亜帝国やそれ以下の学生は参加対象としないという意味なのか。
募集業務を委託した東急は、「学校を指定していない」としている。マイナビは「学歴で線を引いているわけではない。人数を分けるため。(社内業務の内容を)誤ってコピー&ペーストしてしまった」と弁明しているが、司会の加藤浩次は「以下って言っちゃってますからね」と眉をしかめた。
宮崎哲弥(評論家)「偏差値で分けたように感じますよね。企業の採用基準は大きく変わってきているのに、マイナビが(偏差値で)切っていたとしたら、就職情報の提供企業としてどうなのかと思います」
企業は表向きは学歴や出身校を採用基準とすることを否定しているが、実態は依然「選好」は行われているということなのだろう。
(カズキ)