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「またしても刃物による事件。小学生の女児を襲い、覆いかぶさっていたとされる17歳の少年が逮捕されました。目撃者への独自取材から現場の緊迫した状況が見えてきました」とMCの谷原章介が切り出した。8日(2021年12月)の「めざまし8」は、7日午後4時ごろに群馬県大泉町で起きた事件の詳細を伝えた。
現場は住宅街の一角で、女児は同級生と2人で下校中に襲われた。17歳の少年は刃物を手に、後ろから女児に覆いかぶさったという。
一緒に下校していたもう1人の女児が近くの住宅に助けを求め、少年は駆け付けた大人たちともみ合いに。
目撃者は「少年は包丁を持って女児に乗りかかっていた」「『これで俺も宝石がもらえる』とかよくわからないことを言っていた」「年配の男性が包丁を渡さないようにしてなんとか取り押さえようとしていた」などと話した。
警察は、少年を銃刀法違反で現行犯逮捕。けさ、容疑を殺人未遂に切り替えて少年を逮捕した。
元埼玉県警捜査一家の佐々木成三氏は「刃物を準備して面識のない女児を狙ったということは、無差別に小学生を狙った可能性がある。さらに、後ろから覆いかぶさって、刃物を突き刺そうとしたということは明確な殺意があった可能性もある」と見解を述べている。
番組は、今年8月に小田急線で起きた事件以降、刃物による事件が立て続けに起きていることに注目。
谷原「中学校の校内で起きた不幸な事件もありました。なぜ刃物での事件が頻発しているのでしょう」
鈴木大地(日本水泳連盟会長)「要因をよく探らないといけません。手に入りやすいということもあるでしょう。登下校の問題について言うと、外国の方は、日本の小学生が子どもだけで行き来していることにびっくりするそうです。衆人環視というか、みんなで子どもたちを守るという考え方が必要です」
谷原は、「少年の更生も心配ですが、襲われた女の子の精神的な負担...」と顔をこわばらせた。
(ピノコ)