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成田空港で新型コロナウイルス・オミクロン株感染の2例目が見つかり、政府は航空各社に日本到着便の新規予約停止を求めるなど、水際対策の強化を急いでいるが、すでにすり抜けている可能性はないのか。2人目の感染者も到着時は無症状だった。2日朝(2021年12月)の「スッキリ」が取り上げた(編注 2日昼に一律の停止要請は撤回)。
木曜コメンテーターのモーリー・ロバートソン(国際ジャーナリスト)は、「EUはオミクロン株ウイルスが域内に広がったら大変なことになると、欧州委員会ではワクチン接種の義務化が検討されています」と解説する。日本感染症学会指導医の水野泰孝医師は「(空港検疫を)ある程度すり抜けることを想定して、国内対策をしっかりやることが重要」という。水際対策だけでは防ぎきれないということだ。
国内に侵入してきたら、頼みはワクチンだが、オミクロン株にも有効なのか。感染していた2人も2回接種しており、ブレイクスルー感染だった。岩田絵里奈アナは「WHO主任科学者はきのう、ワクチンは重症化は防ぐ。感染力(が強いか)については、数日以内に多くの情報を得られるだろうと発表しました」と伝えた。
司会の加藤浩次「まあ、ワクチンは打っておいた方がいいんだなということですね」。ただ、国立感染症研究所は「オミクロン変異でワクチンや抗体カクテルが効きにくくる可能性、感染力を高める可能性は増大している」と見ている。国内でオミクロン市中感染が1例でも確認されたら、直ちに緊急事態宣言を検討すべきかもしれない。
(カズキ)