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新型コロナウイルスのオミクロン株感染者が日本でも確認され、国内に広がることが心配されているが、感染力や症状などわからないことが多い。オミクロン株が最初に発生した南アフリカのコエツィ医師会会長は、「1、2日強い倦怠感があり、その後に頭痛や体の痛みを感じます。咳もありますが長くは続きません。(南アでは)重症患者はおらず、自宅での治療も可能です」と語っている。ただ、感染力は強い。
日本では新型コロナのワクチン2回接種率は8割近くになっているが、すでに打ったワクチンは効くのか。モデルナのCEOは「(オミクロン株には)有効性が低下する可能性がある」としている。1日(2021年12月)の放送で、司会の加藤浩次は「ワクチンが効かないんじゃないかという話になってしまいますが」と不安げだ。
アメリカの国立研究機関研究員・峰宗太郎医師が解説した。「現状では(効くとも効かないとも)断言できることはありません。2週間程度で中和抗体ができるので、オミクロンにもどのくらい効くかわかってきます。ただ、すでに2回打っていれば重症化を防ぐ効果があることは事実です」
秋元里奈(オンライン直売所「食べチョク」代表)「これから年末は旅行に行く人も多いと思うのですが、去年と同じようなことにはなってほしくないですね。一人ひとりが感染防止をしっかりしたいです」
峰医師「水際対策をやっても、国内で流行したら負けです。感染者が増え始めるようなら、宴会をやめとこうかなどの行動をとることが重要になります」
第6波を招かないためには、感染減少が続いている今が正念場と言えそうだ。
(カズキ)