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プロ野球日本ハムのファンイベントがきのう30日(2021年11月)、札幌ドームで開かれ、ビッグボスこと新庄剛志監督(49)が初めてファンの前に公に登場した。12月1日の「モーニングショー」は、『ビッグボス新庄』の経済効果と合わせて伝えた。
バックスクリーンに映し出された「SHINJO is BACK」の文字とともに、新庄監督はランボルギーニ・カウンタックを自ら運転して登場。「暴れてもいいですか?感動させてもいいですか?」「僕がかじをとり、かわいい選手たちと長い船旅に出かけます」などと、サングラス姿で呼びかけ、スタンドを沸かせた。そんな新庄監督の姿を、ファンだけでなく選手たちもスマホで撮影していた。
スタジオでは、斎藤ちはるアナウンサーがけさのスポーツ紙の報道ぶりを伝えた。
「サンケイスポーツ」が「新庄ビッグボスTALK」と題して掲載したのは、イベント後の新庄監督の発言。「あいさつしたけど、ぐちゃぐちゃ。(選手)全員と顔を合わせて嬉しかったんでしょうね。たぶんビッグボス、バカだと思われた」「(ファンと対面して)僕が楽しんだ。本人が楽しむと、ファンも楽しい」などと話していたという。
別の記事によると、新庄監督の経済効果は、監督就任発表後2日間のメディアへの露出だけで広告費に換算して約105億円にのぼるという。球団のファンクラブの新規入会者数も昨(2020)年同時期の8倍に伸びているそうだ。
MCの羽鳥慎一「いやあ、盛り上げますね」
浜田敬子(「ビジネスインサイダージャパン」前統括編集長)「現役時代から新しいスポーツ選手像を作ってくれた人。それが監督になってもチーム全体として浸透していくのか、楽しみです」
玉川徹(テレビ朝日社員)が注目したのは、「僕はファンに愛されたとか言われますけど、僕がただ愛していた」というイベント後の新庄監督の発言。「これを聞いて僕はすごいと思った。愛の本質だよね。愛してほしいと思ったって、愛は得られないですから。こちらから愛して、愛してほしい人にふさわしい自分になるしか愛を手に入れる方法はない。これが僕の58年間の人生の結論です」と、ひとしきり「愛」について語っていた。
(キャンディ)