渋谷ファッションウイーク2024 はサスティブル＆クリエイティブな再利用アパレルを発信＿東急電鉄と服飾専門学校がコラボした制服や、MEGUMI さらば森田らが愛用したファッションもリユース販売

毎年春と秋、渋谷の街をランウェイにして、企業や学校、そして街を行き交う人がいっしょになって“渋谷モード”を世界に発信する場―――渋谷ファッションウィーク。

2014年から始まった渋谷ファッションウィークも、この秋の開催で22回目。

渋谷の文化通りをレッドカーペットにして、サスティブル＆クリエイティブな再利用アパレルが続々登場し、オーディエンスの注目を集めた。

2024秋のコンセプトは
DIVERSE SUSTAINABILITY
多様なサステナビリティ

2024秋の渋谷ファッションウイークは、「DIVERSE SUSTAINABILITY（多様なサステナビリティ）」をコンセプトとし、大量生産・大量消費・大量廃棄により、製造にかかる資源やエネルギー使用の増加、ライフサイクルの短命化などから環境負荷が大きい産業と指摘されているファッションの国際的な社会問題に注目し、ファッション×サステナブルの発信に挑んだ。

SHIBUYA RUNWAY
THE VINTAGE では
MEGUMI 森田哲矢らの私物とコーデ

「SHIBUYA RUNWAY」では、『THE VINTAGE』『THE INCUBATION』の２つのランウェイを披露。

『THE VINTAGE』では、“想いをつなぐ・継承”をテーマに、俳優・タレント MEGUMI や、水曜日のカンパネラ・詩羽、さらば青春の光・森田哲矢ら著名人が愛用していた私物を中心に、トレンドであるヴィンテージを合わせた構成のルックが華やかにランウェイを飾った。

それぞれ想いのあるアイテムが新たに印象的なスタイリングで生まれ変わり、訪れた人々もレッドカーペットを行き交う斬新なルックに釘付けに。

SHIBUYA RUNWAY
THE INCUBATION では
服飾専門学校生と東急電鉄のコラボも

そして SHIBUYA RUNWAY『THE INCUBATION』では、次世代のファションをつくる服飾専門学校生が、16年ぶりの制服リニューアルを控え、まもなく着用を終える制服（画像：ジャケットなし列）の資源循環に取り組む東急電鉄株とコラボレーション。

制服を学生の力によりリメイクした作品（画像：ジャケットあり列）でランウェイを飾った。

「FASHION X」をパートナー、デザイナーズブランド「old honey」の原まり奈を監修にむかえ、制服をリメイクすることでサステナビリティに挑んだインキュベーションランウェイを実施し、新たなファッションの可能性を渋谷から発信した。

オーディエンスは、多様で個性的なデザインの数々を目の当たりにし、これからを担う若者の力強さを感じた。

著名人愛用アイテムが買える古着市も開催

また、『THE VINTAGE』の連携企画として、10月19・20日の二日間限定で著名人が愛用していたファッションアイテムを「買える」ところまでつなげた企画【THE POP-UP】古着市を西武池袋店で開催し、貴重なアイテムの数々に店内は多くの人で賑わった。

渋谷からポジティブな刺激として届けたい

ショー終了後、大西賢治実行委員長（渋谷道玄坂商店街振興組合理事長）は、次回開催へもこう期待を込めた。

「今秋の渋谷ファッションウイークは、多様な方々といっしょに“ファッション×サステナブル”に挑戦しました。

次世代を担う学生のみなさん、渋谷・ファッションに縁のある企業、著名人の方々など、幅広い方々のファッションへの想いが、渋谷からポジティブな刺激として届きますことを期待しています。

これからも、ここ渋谷の街で、さまざまな視点から渋谷ファッションウイークを発信していこうと思います」

（クロージングに登壇した大西賢治実行委員長、れもんらいふ千原徹也代表、FASHION X　畠山怜之代表）

THE INCUBATION 2024年秋作品
参加学校5校・参加学生15名

THE INCUBATION　2024年秋作品（参加学校5校・参加学生15名）

1 内田未空（東京モード学園ファッションテクノロジー学科パタンナー専攻 3年）/Be yourselves

2 的山春那（文化服装学院ファッション工科専門課程ファッション高度専門士科 4年）/現代かぐや姫

3 べラルディアントネラ（ESMOD ファッション 1年）/生花

4 西結衣花（バンタンデザイン研究所ファッションデザイン学科 2年）/17歳

5 漆原幹人（東京モード学園ファッションデザイン学科 3年）/Sky

6 我妻里玖人（武蔵野ファッションカレッジアパレルプロフェッショナル科 2年）/beauté privée

7 友岡仁鼓（文化服装学院アパレルデザイン科 2年）/Rule

8 藤嶋美都（バンタンデザイン研究所高等部ファッションデザイン専攻 2年）/playful my uniform

9 若林唯（文化服装学院服飾研究科 1年）/制服の中の自由

10 石孟融（東京モード学園ファッションテクノロジー学科 3年）/Modern O.L

11 ソンスルギ（文化服装学院ファッション工科専門課程アパレル技術科 3年）/An office worker who takes busy steps in their own determination/各自の覚悟で忙しく動き出すサラリーマン

12 Lim Su Ching（ESMOD ファッションデザイン 3年）/Urban Military

13 Sawada Altynai（ESMOD 総合学科 3年）/Autumnal Spirit

14 中村虹輝（文化服装学院アパレルデザイン科 2年）/大人に成る制服

15 澤優介（東京モード学園ファッションテクノロジー学科パタンナー専攻 3年）/Melt City

渋谷ファッションウイークの魅力

2014年3月に初開催した渋谷ファッションウイークは、毎年春と秋に開催し、この秋開催で22回目。

これまで渋谷駅周辺の大型商業施設が中心となり、施設との垣根を超えて多彩なパートナーとともに、渋谷ならではのカルチャー発信を展開してきた。

渋谷ファッションウイークのハイライト「SHIBUYA RUNWAY」では、渋谷のユニークヴェニューでランウェイショーを実施し、ファッションの街・渋谷を盛り上げてきた。

2021年春は、世界初となる渋谷スクランブル交差点で、そして2022年春は進化を続ける渋谷の開発現場で実施し、オンライン配信も展開。

2022年秋は3年ぶりに渋谷文化村通りで路上ランウェイショーを開催し、渋谷の多様なファッションを発信した。

渋谷ファッションウイーク2024秋

◆主催：渋谷ファッションウイーク実行委員会

◆後援：渋谷区、東京商工会議所渋谷支部、一般財団法人渋谷区観光協会、渋谷区商店会連合会中央ブロック、大向地区町会連合会、氷川地区町会連合会、日本ファッション・ウィーク推進機構、日本ファッション協会、日本アパレル・ファッション産業協会、日本メンズファッション協会

◆特別協賛：東急グループ

◆協賛：東急電鉄、ホーユー

◆協力：渋谷駅前エリアマネジメント、東急電鉄、シブヤ経済新聞、渋谷のラジオ、渋谷音楽祭実行委員会

◆参加施設：cocoti SHIBUYA、SHIBUYA109渋谷店、渋谷キャスト、渋谷スクランブルスクエア、渋谷ヒカリエ、渋谷ヒカリエ ShinQs、渋谷マークシティ、渋谷ストリーム、西武渋谷店、東急プラザ渋谷、MAGNET by SHIBUYA109 、RAYARD MIYASHITA PARK

◆公式サイト：www.shibuya-fw.com

情報提供元： GZNews

記事名：「渋谷ファッションウイーク2024 はサスティブル＆クリエイティブな再利用アパレルを発信＿東急電鉄と服飾専門学校がコラボした制服や、MEGUMI さらば森田らが愛用したファッションもリユース販売」