ダスキン DUSKIN「AIと考える汚れ・おそうじ未来予測2044」公開！ 20年後の日常家事労働は AI 任せ 料理は人間の趣味化 週の掃除時間は10分 リビングは AI が管理する多機能空間へ
家事代行サービス「メリーメイド」、プロのお掃除サービス「サービスマスター」など、掃除・家事まわりの商品・サービスを手がけ、20年もの間、年末の大掃除に関する実態調査・分析を続けてきた ダスキン（DUSKIN）が、AI を活用した前代未聞の未来予測を公開した。
題して「AIと考える汚れ・おそうじ未来予測2044」
ダスキンが公開した特別Webコンテンツ「AIと考える汚れ・おそうじ 未来予測2044」は、2AI が 20年後の未来の汚れやおそうじを予測したトピックスがいろいろ↓↓↓
https://www.duskin.jp/special/osoujino-mori/ai_yosoku/
具体的には、キッチン・浴室・トイレ・リビング・窓・衣服 の6カテゴリにわけ、20年後の汚れや掃除の変化について、AIが予測。
たとえばキッチンまわりは「AIコンシェルジュが料理を提案し、後片付けまでやってくれる」と予測している。
また、夢のような未来のお掃除道具についても AI が予測して紹介。
この「20年後の汚れ」について AI 監修したのは、あの SHIFT AI 木内翔大 代表。木内代表の想いは、後半に↓↓↓
日常の料理はほぼ自動、人間は料理が“趣味”に
「リモートワークによる在宅勤務やオンライン学習がより一般化したことで、家にいる時間が増え、自宅のキッチンはフル稼働状態へ。
しかし自動調理システムが普及し、AIが個人に必要な栄養素と好みを完全に理解し、最適な食事を提案・調理してくれるようになります。
いっぽうで手の込んだ創造的な料理を自宅で学ぶサービスが普及することで、人間は「料理を完全なる趣味」として捉え「特別な記念日の手作り料理」などを楽しむようになるでしょう」（AI 予測）
おそうじロボ登場、キッチン汚れは70％減少
「自動で洗浄してくれるキッチンや調理家電、またおそうじロボットの登場で、人間の手でおそうじすることは、ほぼなくなります。
さらに、汚れが付きにくく落ちやすいコーティングが施された調理台やシンクも一般的に。
これらの効果で2024年に比べてキッチンの汚れは70％も減少。
しかし、ヘルシーブームを受け、動物の肉を使用しない代替肉が普及することで、新たな悩みとして植物由来の油汚れや植物繊維汚れなど新たな汚れが発生するかもしれません」（AI 予測）
キッチン自動洗浄、掃除時間は1日5分に
「2044年のキッチンは、汚れにくいうえに、たとえ汚れたとしても自動洗浄してくれるので、長時間かかるようなおそうじが不要に。
ただ、センサーが検知しにくい場所や、ひどく汚れたとき、システムのメンテナンスなど、完全に人間いらずにはなりません。
とはいっても、おそうじの時間は1日5分程度になるでしょう。
また、酵素を用いた汚れの分解・洗浄方法が発達し、水の使用量も減り、環境にやさしいおそうじが定着します」（AI 予測）
汚れを食べるエコペット・プランツ登場
ダスキン DUSKIN「AIと考える汚れ・おそうじ未来予測2044」では、AI が予測した「未来のおそうじ道具」を6種類紹介。
遺伝子組み換えにより開発された、家の中を動き回って汚れを食べる植物が出現し、常に家をキレイにし、家庭内で出るゴミの量がグッと減るという予測も。
人の感情を読むムードリンク・フレグランス
20年後には空気洗浄機が、「空気を読む」アイテムに進化する。
ただ空気を清潔に保つだけなく、人の感情を読み取り、その喜怒哀楽に応じて最適な香りを自動調整する空気清浄機が登場し、住人の気分を落ち着かせ、喧嘩も減ると予測している。
―――こうした AI 予測に、ダスキンはこう提言する
「自分らしい生き方、暮らし方を考えて」
「AIと考える 汚れ・おそうじ 未来予測2044」では、未来では、これまで面倒な作業だった「おそうじ」も、そのほとんどが人間の手を離れていくと予測されています。
しかし、AI によって多くが自動化されても、キレイの基準や住まいの快適さを決めるのは、そこに住む人間です。
「おそうじ」は私たち人間の暮らしを整える大切な営みであるとともに、そのときの心の状態を映し出します。
今回の「AIと考える 汚れ・おそうじ 未来予測2044」を通じて、未来に向けた自分らしい生き方、暮らし方を考えてみるのもいいかもしれません」（ダスキン）
―――そして、SHIFT AI 木内翔大 代表は、今回の AI 予測について、こんな想いが。
「未来予測の不確実性をどう活かすか」
「今回AI予測の監修（プロンプト作成、予測実施、AI生成画像作成）を SHIFT AI 特別チームとして担当しました。
今回、予測を立てる上で最も難しかった点は、未来予測の不確実性をどのように活かすかということでした。
生成 AI は過去のデータや情報をもとに学習したものを提供・回答するため、20年先の未来に対する明確なエビデンスが不足していました。
これにより、客観性を保ちつつ信頼性の高い予測を行うことに苦心しました。
そのため、プロンプトの工夫だけでなく、リサーチができる AI なども併用して予測の確立に努めました。
いっぽうで、予想以上に驚いたことは、AI が生成した予測の中に、「自動で洗浄してくれるキッチンや調理家電、またおそうじロボットの登場で、人間の手でおそうじすることは、ほぼなくなくなる」など、人間が想像するようなシナリオと類似したものが含まれていたことです。
おそうじロボットはすでに一般家庭で使われることが増え、スマート家電の進化により、すでに多くの家事の簡略化がすすんでいますが、今回プロンプトを工夫し、アイデアを広げる指示をさせていくと、私たちが考えもしなかった新しいアイデアや視点が AI から提示されたことは非常に興味深い経験でした。
本プロジェクトを通じて、未来予測の難しさと同時に、AI が持つ可能性をあらためて認識することができました。
人間の創造力と AI の分析力を組み合わせることで、より幅広い視点が生まれることを実感することができ、このような革新的なプロジェクトに参加できたことに感謝しています」（SHIFT AI 木内翔大 代表）
―――わたしたちの生活の身近な汚れが今後どう変化するのか、おそうじとの向き合い方は変わっていくのか。
AI が予測したトピックスをもとに、いろいろ考えてみるのも、ありだ。