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「5月12日、僕は、今日も野球をしています。
たとえ、僕がカーネンションを抱え、空を飛んで会いに行っても、母は喜ばない。
試合に、練習に行かなくていいの?
そんな顔をするでしょう。
だから、代わりに僕はホームランを打ちたい。
空を超えて届くボールが、あの頃みたいに母を笑顔にしてくれる。
そう願って。
今日、野球ができることを母に感謝します」
―――きょう母の日に、そんなメッセージを伝えたのが、大谷翔平。
このメッセージ、どこに掲げられたかというと、大谷翔平が生まれ育った岩手県奥州市から北へ30km、野球部で活躍した花巻東高等学校の最寄り駅―――東北線 花巻駅。
このメッセージを掲げたのは、大谷翔平とサポート契約を結ぶ、日本航空(JAL)。
日本航空(JAL)は、2018年からサポートする大谷翔平を起用した「母の日」広告を、花巻駅・花巻空港の2か所で5月12~18日の1週間限で掲載。
「大谷選手が野球に没頭した岩手・花巻エリアが野球の原点であり、母に対する感謝の意を伝える場所として相応しいと考え、このエリアに掲出した」という。
「大谷選手が高校の先輩というのが誇らしいです。
努力家で自分だけでなく周りにも親切なところに憧れています。
わたしたちもダンス部の大会が控えているので、優勝してお母さんに恩返ししたいと思います」(花巻東高校生)
「地区野球をやっていて、大谷選手はヒーローです。今日はお母さんに家事のお手伝いとかします」
「メッセージに感動しました。涙出ちゃいそうです」(地元親子)