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比喩表現のうち、as やlike を使った
He is wise like an owl. 彼はふくろうのように賢い。
のような比喩を直喩(simile)と呼び、asやlikeを使わず暗に喩える
He is a night owl. 彼は夜型人間だ。
のような比喩をmetaphor(暗喩、メタファー)と呼びます。
特にメタファーはas やlikeを使わないぶん、さらに意味が汲み取りにくいのではないでしょうか。例えば、筆者が以前、
Did you get cold feet?(怖気づいたの?)
と聞かれた際に、cold feet(怖気づく)の意味を知らず、「末端冷え性のことかな?」なんて思ってしまったことがあります(^^;)
冒頭でご紹介したものも含め、動物はメタファー表現によく使われます。大ヒット上映中の映画Zootopiaでも、「キツネは狡い」などといった色々な動物に関するメタファーが登場していましたね。
のように、ニワトリが「弱虫」という意味を持つのはご存知の方も多いかと思います。以下では、それぞれの動物が持つ隠れた意味をまとめました。
他にも、動物に関するよく使われるメタファー表現をいくつかご紹介します。
I can’t think of anybody who had more impact than Mr. Smith. He is the 800-pound gorilla.
スミス氏以上に影響を与えた人物は考えられないよ。彼は超有力人物だ。
800-pound gorillaは、特定の分野・市場などを独占している巨大な存在、企業や有力者、支配者の事を指します。600-pound gorilla, 900-pound gorillaなどの言い方もされます。ゴリラの平均体重は60-80キロと言われていますが、800パウンドはだいたい400キロぐらいですので、とても巨大な存在を表していることがわかります。日本語で少し語感が近い「ボス猿」や「お山の大将」などは小さな集団で威張っているような人を指しますが、800-pound gorillaは真の有力者を指します。
Elephant in the roomは、誰もが認識している重要な問題の事を指します。部屋に象がいるという状況は、確かに大きな問題ですよね。Elephant in the roomという表現には、ただの問題ではなく、それについて話したくない、できることなら無視したい問題というニュアンスがあります。
象に関するメタファー表現として、他にもpink elephant(幻覚)やwhite elephant(厄介物、無用の長物)といったものがあります。同じ象でも色によって違う意味を持つなんて、不思議ですよね。
この表現はご存知の方も多いのではないでしょうか。broken heartで失恋や傷心を表します。「傷ついた心を癒やす」ということを表現するには、heal a broken heart, fix a broken heartという言い方をします。
Lazybonesは怠け者、ぐうたらな人のことを指します。親しい間柄で使われることが多いです。
Peachには、素晴らしい人、素敵な人という意味があります。また、見た目が魅力的な人という意味も持っています。確かに、桃は甘くて美味しいので、良いイメージを表すというのも納得ですね。
Peach と反対に、酸っぱいlemonには悪いニュアンスがあり、欠陥品、役立たずという意味を持っています。以下のように使います。
Top bananaは演劇・ショーなどの主役を表し、second bananaは脇役やボケ役を表します。劇中の役にとどまらず、企業や組織などでトップに立つ人やリーダーをtop banana、その次に位置する引き立て役、補佐係をsecond bananaと呼ぶことができます。若干、古い表現のようです。
直訳すれば「腐ったリンゴ」ですが、「他に悪影響を及ぼすもの」という意味があります。日本語では「腐ったミカン」といいますね。食生活が言語に反映されていて面白いなと思います。この表現は、以下のように使います。
この記事では、数ある表現の中の一部しかご紹介しきれませんでしたが、ご興味がある方はぜひ他の色々なメタファー表現についても調べてみてくださいね。風習や寓話、神話など、色々なものに起源があって面白いですよ。