海外の方との会話では、ボディランゲージやジェスチャーが多く登場します。欧米でよく使われるジェスチャーの中には、日本人には馴染みの浅いものや、日本での意味とちょっと違う意味で使われているものがあります。会話中の相手や映画の登場人物などが、よくわからない動きをしていた・・・という経験はありませんか?


こういったジェスチャーを使いこなすことで、より自然でネイティブのようなスピーキングに一歩近づけるはずです!ということで、この記事では、英会話の中で頻繁に使われるジェスチャーを、筆者のジェスチャーに関する体験談の4コマ漫画をまじえながらご紹介したいと思います。ちなみに、筆者は今回初めて4コマ漫画を描きましたので、稚拙ではありますがどうぞ温かい目で見守っていただければ幸いです・・・(^^;)


これだけは知っておきたい!頻繁に使われるジェスチャー6選



Air quotes



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両手でピースサインを作り、二本の指をクイクイと曲げたり延ばしたりする動作のことをair quotesと呼びます。映画やドラマなどでこの動作を観たことがある方は多いかと思います。この動作は、指でダブルクォーテーションマーク(”)を表していて,「現在話している言葉をダブルクオーテーションマークで囲っているよ」という意味になります。囲まれた言葉が、実際には裏に何か意味が含まれているということを皮肉的に表す際に使われることが多いです。


Hand rubbing



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手のひらを身体の前ですり合わせる動作のことです。これは、「何かに期待してワクワクしている」ということを表します。舌なめずりをするような感じの使われ方をします。また、単に「寒い」という時にも使われます。日常生活でも、映画やアニメなどの中でも、非常によく見られるジェスチャーです。


High five



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いわゆるハイタッチのことです。「ハイタッチ」は和製英語なのでお気をつけください。使われる場面は、ほとんど日本での使われ方と同じで、スポーツや何か物事が成功した時に喜びを表すのに使われます。筆者が初めてロサンゼルスを訪れた時に、見知らぬ人からすれ違いざまに“Hey! Give me high five!”(ハイタッチしてよ!)と言われたことがあり、それ以来、ネクラな筆者はちょっとロサンゼルスを苦手としています。


Crossed fingers



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人差し指と中指をクロスさせる動作のことです。クロスさせた指が十字架を表し、Good luck!という意味があるのをご存知の方は多いかと思います。一方で、嘘をつくときにも使われるのをご存知ですか?嘘をつくときには、相手に見えないように手を後ろに回して、こっそりと指をクロスさせます。嘘をついて指をクロスさせるのは、「ごめんなさい神様、嘘ついちゃったけど許してください!」というような意味があります。もし、映画などで、登場人物が何かセリフを言った時に背中で指をクロスしている場面が映された場合、そのセリフが嘘ということを暗に示しています。


Thumbs-up/Thumbs down



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親指を立てる、もしくは親指を下にむける動作です。このジェスチャーは日本でも浸透していてよく使われますね。親指を立てるのはgood、下に向けるのはbad ですね。


‘I am watching you’



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人差し指と中指でチョキを作り、自分の目に向けた後、相手に向ける動作です。これは“I am watching you/I have my eyes on you.”「私がちゃんと見てるから(監視してるから)」という意味になります。以前、何かのひょうしに観たテレビ番組で、プロレスラーの蝶野さんの奥様(ドイツ人)がこの動作をしていて、日本人タレントの方が意味を知らなくて「怖い!目潰しされる!」と言っていたのが印象的でした。確かに、意味を知らないと目潰しに見えるかもしれませんね。そこまで残酷ではないので、ご安心ください(^^;)


使うときに注意が必要なジェスチャー



日本と世界のジェスチャーの違いに注意!


日本と海外で、ジェスチャーが持つ意味が同じとは限りません。上の4コマ漫画でもご紹介しましたが、手招きの向きは、頻繁に誤解を招く要因になっているようです。この他にも、日本では、「自分」という意味で鼻や顔を指すことがありますが、欧米では鼻ではなく胸を指します。


また、日本で使われていても、海外では全く意味が通じないジェスチャーも多くあります。例えば、手を合わせて「ごめんなさい」を表したり、人差し指と親指で丸を作って「お金」を表す動作などは、海外の人に使っても意味が通じないことがあります。


非常に失礼な意味を持つジェスチャーに注意!


最後に、海外旅行した時など、絶対にしてはいけないとても失礼な意味を持つジェスチャーを紹介します。「中指を立てる」というのは世界共通で失礼な意味を持つと認識されていますが、実はその他にも、普段何気なくしている動作が、ある国ではとっても下品な意味を持つ・・・なんて恐ろしいことがあるのです。


以下の動画では、色々な国で失礼な意味を持つジェスチャーが2分間でまとめられていますので、海外を訪れる際には、ぜひ事前にチェックしてみてください!(出演者の方の表情がとても豊かです。そちらの方もぜひご注目ください笑。)



 


以上、いかがでしたでしょうか?特にNGジェスチャーについては、知らず知らずのうちに失礼な事をしていた・・・なんてことのないように気をつけたいですね。


情報提供元: English Hacker
記事名:「 海外では通じない!?英語圏でよく使われるジェスチャーの意味と使い方(4コマ漫画付き)