海外旅行や出張で、時間やお金を節約したい!という時、ファーストフード店は便利ですよね。今回は、海外のファーストフード店を利用する際に役に立つ英語表現をご紹介します。


メニューを指さして、


This one, please! (これください!)


と言うだけでも伝わらないこともないですが・・・いくつかの典型的なフレーズを覚えて、現地のネイティブに混じって自然にオーダーできると、きっと楽しいと思いますのでぜひトライしてみてください!


海外のファストフード店で役立つ英語表現



ちなみに先に言っておくと、アメリカのファーストフードは、悲しいほどマズいです。私は以前留学していた際に、なんどもしょっぱい思いをしました。


English Hacker 読者のみなさまには、そんな悲しい思いをしていただきたくないので、この記事の最後に「(筆者が考える)本当に美味しいファーストフード店ベスト5 in アメリカ」をご紹介します。全て日本に未進出です(記事執筆時点)ので、アメリカに行かれる際にはぜひお試しくださいませ。


注文時に使える英語表現(基本編)


まずはファーストフード店の店員さんがよく使うお決まりのフレーズと、それに対する応答フレーズをご紹介します。通常のレストランとは違って、カジュアルで短い返答をする方がより自然です。


店員:

Hi, what can I get for you?/ What would you like to have?/ May I take your order?

こんにちは。ご注文は何になさいますか?


客:

Can I get a bucket of chicken and a bottle of coke?

チキンバーレル一つと、コーラ1本ください。


店員:

Would like any French fries?

ご一緒にフライドポテトはいかがですか?


客:

Hmm, well then, let me get two medium-size fries.

うーん、それではMサイズのポテトを2つください。


店員:

Sure. Would you like anything else?

わかりました。他にご注文は?


客:

No, thanks. That’s all.

いえ。それで全部です。


店員:

For here or to go?

お持ち帰りですか?こちらでお召し上がりになられますか?


客:

To go, please.

持ち帰りでお願いします。


店員:

Your total is $12.32.

合計で12ドル32セントです。


客:

Here you go.

はいどうぞ。


店員:

Would you like a receipt?

レシートはご入用ですか?


客:

No, thank you.

いえ、結構です。


 


他にも、combo(セットメニュー)を頼みたい時は、



  • Do you have any comdo’s in your menu?

    セットメニューはありますか?

  • I will have a combo number 6, please.

    6番のセットをお願いします。


と言うと良いです。


 


注文時に細かなリクエストを言う時(応用編)


嫌いな物を抜くなど、自分好みにカスタマイズしたいときや、オーダーしたものと違うものが出てきた時に抗議するための英語フレーズを紹介します。


嫌いなものを抜いて欲しい時



  • Everything but tomatoes.

    トマト以外は全部入れてください。

  • No tomatoes, please. / Can I get that without tomatoes?

    トマトは抜いてください。


嫌いなものを抜いて欲しいと頼んだのに、抜かれていなかった時


I asked for no tomatoes.

トマト抜きで頼んだんだけど。


オーダーしたものと違うものが出てきた時


This is not what I ordered.

これ、私が注文したものと違います。


自然にオーダーするためのコツ


日本人にとってよくわからないのが、チップ文化です。アメリカのレストランでは、ウェイターやウェイトレスに十分な時間給が支払われず、チップがそのまま給与になることが多いです。ですので、ちゃんとしたレストランでチップ無しというのは重大なマナー違反です。では、ファーストフード店ではどうでしょうか?基本的に、ファーストフード店では自分で商品を運んだりセルフサービスなので、チップは無しで大丈夫です。


また、スターバックスなど、注文時に名前を聞いて、出来上がり次第カウンターで名前を呼んで商品を渡すということがあります。このとき、日本人の名前は聞き取ってもらえないことが多いので、偽名(トムやケンなど聞き取りやすいメジャーな名前)を使うか2文字程度に短くしたもの(タカフミ→タカ)を使うとスムーズです。レジに並んでいるのかよくわからない人には、Are you in line?(並んでる?)と聞けばOKです。


オススメ店ベスト5inアメリカ


5位 Panda Express(パンダエクスプレス)


かなりアメリカナイズされた中華ですが(笑)、日本人の口にも合う味付けでオススメです。量はかなり多いので、お気をつけくださいませ。




(画像:Panda express facebook ページより)


4位 Jamba Juice(ジャンバジュース)


あまり食事系ではない、スムージーのお店ですが、ナチュラルでヘルシーな味が大変日本人好みかと思います。日本のスムージーのお店では見られないような巨大なカップに、並々注がれたフレッシュフルーツ系スムージー、ぜひ夏の暑い日にトライしてみてください。



(画像:Jamba Juice facebook pageより)


3位 In-N-Out(インアンドアウト)


西海岸を主にしたIn-n-Out は、アメリカのベストバーガーショップと言われています。ハンバーガーは3種類だけというシンプルなメニューですが、早い・安い・うまい!を兼ね備えています。



(画像:In-N-Out facebook ページより)


2位 Habit Burger(ハビットバーガー)


こちらも西海岸発のバーバーショップです。Consumer reports誌の調査では、上で紹介したIn-n-Outをしのいで「全米一美味しいハンバーガー」に選ばれました。パテが肉厚で美味しく、もうマク○ナルドへは戻れない?!オニオンリングが美味しいです。



(画像:Habit Burger facebook ページより)


1位 Chipotle(チポレ)


堂々たる1位は・・・コロラド発のメキシカングリルのチポレです!Consumer reports誌の調査でも、ブリトー部門で1位を飾っています。まだ日本では、あまりメキシコ料理は日常的なものではないですが、アメリカでは移民が多いこともあり大人気です。筆者はこのお店が好きすぎて、もし宝くじがあたったら、ぜひこのお店に出資して日本進出への足がかりにしてほしいと考えています。



(画像:Chipotle facebook ページより)


 


以上、どうでしたか?海外に行ったら、ぜひ紹介した表現を使ってみてください!


情報提供元: English Hacker
記事名:「 英語で注文も怖くない!海外のファストフード店で役立つ英語表現