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ビジネス英語のトレーナーとして、私はクライアントと多くの熟語の表現を勉強する場を設けています。そのため生徒たちはミーティングでより自信をもち、ネイティブと交渉することができるのです。
熟語はとくに動物、食べ物、体の一部、スポーツなどのトピックから多く作られております。
ここでは、スポーツとビジネスの間に存在する強いつながりを探してみたいと思います。もし皆さんがスポーツとビジネスの間に繋がりがみえたら、ビジネス英語にはたくさんのスポーツとゲームの熟語がなぜこんなに多いか、わかり始めるでしょう。
どの状況がスポーツやゲームに繋がっているか、私たちが使っている10個の熟語をみてみましょう。
例: I kept my cards close to my chest during the negotiation.(カードゲームから生まれた熟語)
(交渉の際には、手口はみせないようにした。)
ゲームのポーカーからきています。相手にカードがいいか悪いかを、顔から悟られないようにしなければなりません。
例: The clients sat poker-faced all through my sales pitch. It was so unnerving. (ポーカーから生まれた熟語)
(私のクライアントは私のセールストークに対しすべてポーカーフェイスだった。これはとても恐怖をあおった。)
例: Jenny has just announced that she’s leaving which has knocked me for six. I really enjoyed working with her. (ボールゲームから生まれた熟語)
(ジェニーが仕事を辞めると発表したことに、私はとても驚きうろたえた。私は彼女ととても楽しく働けていたのだ。)
例: The CEO played his trump card by promising a dividend payout at the shareholders’ meeting. (カードゲームから生まれた熟語)
(CEOは株主総会で配当の支払いを約束することにより、優位に立った。)
例: This is a whole new ball game if we’re talking about expanding the business. (ボールゲームから生まれた熟語)
(もし私たちがビジネスの拡大について話していたら、これは全く違う状況だ。)
例: The people here like to play hardball which can be very challenging. (ボールゲームから生まれた熟語)
(ここにいる人々はとてもチャレンジ的な、攻撃的な振る舞いがすきだ。)
例: The CEO didn’t pull any punches when he told the board that the company was in trouble. (ボクシングから生まれた熟語)
(CEOは会社で問題が起こったことを会議で話した時、正直に言わなかった。)
例: There was no need to mention my personal problems to the press. That was below the belt. (ボクシングから生まれた熟語)
(新聞紙上には私の個人的な問題をいう必要はない。それは不公平な方法だった。)
例: I think we need to accept things as they are and throw in the towel before we lose any more money. (ボクシングから生まれた熟語)
(さらに資金を失う前に、負けを認める必要があると考えた。)
例: Management found that the trade union held all the cards during the pay talks. (カードゲームから生まれた熟語)
(給料を決めている時、労働組合は良いポジションにいることが経営者はわかった。)
スポーツと関連した熟語の例を探し、どうやってビジネスで使っているのか見てみてください。
あなたが気に入った熟語をみつけ、ネイティブの人に使ってみましょう。記事や広告をみてると、スポーツに関連した熟語がでてくるはずです。
(※この記事は、VOCABLAに掲載された「10 Games and Sports Idioms You Can Use in Business」を翻訳し一部加筆・修正した内容です。)