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洋楽の歌詞で英文法を学ぶコンテンツをお届けする『洋楽で英語リスニング』、今回は日本でも大ヒット曲したTaylor Swiftの”We Are Never Ever Getting Back Together”サビ部分の歌詞で「仮定法」の使い方を学びましょう!
この曲は2012年にリリースされたアルバム『Red』 (2012)に収録されているシングル曲です。邦題は「私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない」。第54回グラミー賞ではレコード・オブ・ザ・イヤー部門にノミネートされ、日本ではテレビ番組『テラスハウス』の主題歌にもなっております。また日本国内でデジタル・ダウンロードで130万ダウンロードを超えるヒットを記録しております。
また同曲は、著書の『Fランク大学出のボクでもスマホで洋楽聞いてTOEIC905点、今や海外営業マン! 英語マスター法』(工藤政春著、主婦の友社)の中でも、1st verseの歌詞で「過去完了」を覚えられるとも、ご紹介もさせていただきました。
We are never ever ever getting back together
We are never ever ever getting back together
You go talk to your friends,Talk to my friends,Talk to me
But we are never ever ever ever getting back together私たち絶対に二度とヨリを戻さないx2
あなたは友達に相談する、わたしの友達に話す
そして、私に言ってくるの
でも、絶対にあなたと付き合うことはないから
サビでは”We Are Never Ever Getting Back Together”と歌われており、現在進行形なのに「今後もヨリを戻すなんてありえない」と未来のニュアンスを表しています。
英語の現在進行形には、「近い未来の予定」を表す場合もあります。
英会話の日常的によく使われます。例文を挙げると
視聴:Diddy - Dirty Money - Coming Home ft. Skylar Grey - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=k-ImCpNqbJw
[サビ・コーラス歌詞]I’m coming home
I’m coming home
Tell the world I’m coming home
Let the rain wash away all the pain of yesterday
I know my kingdom awaits and they’ve forgiven my mistakes
I’m coming home, I’m coming home
Tell the world that I’m coming戻るわ
今、帰る
私の帰りを世界中に伝えて
昨日の痛みは雨で洗い流す
私の王国が待ってるの 私の罪を許してくれた
戻るわ 今帰る
私が戻るとを世界に伝えて…
未来形には、本記事で紹介したようなbe~ing現在進行形で表すかたち、will、be going to~など様々なかたちがあり、それぞれニュアンスが異なります。ここでは各表現のニュアンスの違いをご紹介します。
もともと計画をしてあって、それに向けて行動しているときや、個人的な予定を表すときは、現在時制・進行形で表します。
We are having a party tonight at ZOUK.(今夜はZOUKでパーティだ!)
計画が既に立ててあるときを表現する未来形は、be going to で表します。
We are going to have a party tonight at ZOUK.(単に予定はあるが)ZOUKで今夜パーティーをするつもりだ)
be going toは計画性がある未来を表す表現であるのに対して、助動詞 will は、話し手の意志を表明している言葉です。「~するつもりだ」という意思を表します。他人(she or he)の行為や状態に関してwillを使う場合は、「(きっと彼/彼女は)~するだろう」という推量を表します。
We will have a party tonight at ZOUK.(今夜はZOUKでパーティーをする!)
未来進行形 will be doing は、未来のある時点における進行状態を表現で、「〜していることだろう」という意味になります。そうなるであろう「計画」や「予定」を表し、will を使った未来表現の「意志」に加え「推量」のニュアンスを含みます。
We will be having a party tonight at ZOUK.(今夜はZOUKでパーティーをしているだろう)
未来完了形 will have done は、未来のある時点では~が起こっているだろうということを予想する未来表現です。「(未来のある時点では)〜し終わっているだろう」「経験していることになるだろう」「ずっと継続して〜していることになるだろう」などの意味になります。
We will have finished a party at ZOUK before sunrise.(ZOUKでのパーティーは夜明まえには終了しているだろう)
未来完了進行形 will have been doing は、基準となる未来のある時点までの継続を表します。「(未来のある時点まで)〜し続けているだろう」という意味です。
We will have been having a party at ZOUK until we see the sunrise.(ZOUKでのパーティーは朝日を見るまで続くだろう)
以上、いかがだったでしょうか?洋楽で楽しく英語リスニングの勉強をしていってください!