ビジネスシーンにおいて、感謝の意を示すお礼メールを出す場合、相手がどのような立場の人間なのかによって、その書き方は大きく違ってきます。例えば取引き先のスタッフなのか、それとも商品を購入してくれた顧客なのかによって、メール全体のトーンを変えていかなければなりません。今回は、相手・シーンに合わせた、正しいお礼メールの書き方を見ていきましょう。


英語のお礼メールの書き方



ポイント1:まずは件名に感謝の意を表す


以前メールの件名の書き方の記事でご紹介した通り、海外ではメールの件名を見て、そのメールが重要かどうか、瞬時に判断されてしまいます。そこで、まずは忙しいビジネスマンの目が留まるよう、件名にThank you for ~やA quick thank you  を取り入れましょう。何についてのお礼を述べているのか、具体的に内容を書いてあげるのがポイントです。



  • Thank you for sending your new brochures

    新しいパンフレットをお送りいただきありがとうございます。

  • Thank you very much for coming to our office last week

    先週はわざわざ当社までお越しいただきありがとうございます。

  • A quick thank you : New application form received .

    新しい申込用紙受信のお礼


ポイント2:場面によってお礼メールの書き方を変える


色々なシーンに合わせたお礼メールの例は以下の通りです。テンプレートとして、そのままメールに使用してみてください。


ミーティングのお礼メール


Thank you for organising our meeting last Friday.It was really nice seeing you to know about more new products. Please pass on my best regards to your boss.Once again, thank you for your help.


先週の金曜日、ミーティングを企画していただきありがとうございました。お会いして新しい製品に関して知ることが出来たのは大変良かったです。上司の方にもよろしくお伝えください。この度はお力添えいただき、ありがとうございました。


依頼していた書類が届いたお礼


Thank you for sending me the details of your new project. I really appreciate your quick response. I will get back to you as soon as I review it.

新しいプロジェクトの詳細をお送りいただきありがとうございます。素早いご対応、本当に感謝いたします。検討後、すぐにお返事させていただきます。


顧客や取引先がすぐに返信をくれた際のお礼


 Thank you for your prompt reply.

素早いご返信、ありがとうございます。


問い合わせメールに対するお礼


Thank you very much for your inquiry about our course.One of our consultants will respond to your request within 5 working days.Thank you for your patient and understanding.

当校のコースに関してのお問い合わせ、ありがとうございます。コンサルタントが5営業日以内にお返事させていただきます。しばしお待ちください。


ポイント3:Thank you以外にも感謝の表現を使い分けよう


感謝の意を伝えるお礼のメールは、あまり長くなりすぎないよう、コンパクトにまとめることもポイントです。


Thank you very much.

本当にありがとうございます


より目上の相手や大事なクライアントには、Thank youの後に very muchをつけるのもアリですよ。


I owe you a lot.

お世話になりました


owe+人で「〜のおかげ」という意味になります。a lotは「たくさん」なので、お世話になった人への感謝の言葉で使われます。


I appreciate your understanding.

ご理解誠にありがとうございました


appreciateで「感謝する」という意味になり、丁寧なお礼表現としてThank you以外に知っておきたいフレーズです。


I can never thank you enough.

お礼の申しようもありません。


直訳すると「これ以上お礼が言えないくらいです」という意味で、言葉で表せないくらい感謝しているという最上級の感謝の表現です。乱用するのは良くないですが、ここぞという時の感謝の伝え方としておさえておくと完璧です!


 


以上、いかがだったでしょうか?ビジネスでも正しくお礼が言えたら、株がグッと上がるはず。ぜひ実際に使ってみてください!


情報提供元: English Hacker
記事名:「 Thank youだけじゃない!英語のお礼メールの書き方3つのポイント