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英語ではひよこ=臆病者という意味でchickenが使われます。バック・トゥー・ザ・フューチャーで主人公が言われるとカチンと来る一言がこの”chicken”でした。相手を挑発する時に使われますね。
きゅうり=冷静を表しているのは、ちょっと意外ですよね。でも、きゅうりは夏野菜で、体を冷やす効果があるので、とても理にかなった表現です。他にも”涼しい顔”という意味もあるので、夏にきゅうりで顔パックする人がいるのはそのせいかもしれません(笑)
couch(ソファー)+potato(じゃがいも)で”怠け者”を意味しています。ソファーでじゃがいものように寝そべりながら、テレビを見ているシーンがこの表現の由来です。また、似たような表現には”mouse potato(パソコンおたく)”というものもあって、一日中パソコンに向かっているような人のことを指しています。
あまり熱中しすぎて、small potatoes(つまらない人)と言われないように!
slip on skin on a banana skinは直訳すると”バナナの皮で滑る”ですが、そこから連想できるように”失敗やヘマをする”や”政治家が失態を演じる”というニュアンスでも使われることがあります。
bananaには、欧米人かぶれの東洋人(肌は黄色いが、考え方が欧米寄り)という軽蔑的なニュアンスがあります。実は、バナナ色(黄色)もあまりいい意味がありません。yellow skin(黄色い肌)も差別的な言葉ですし..、シチュエーションに気を付けて使ってください!
apple-polishはリンゴを磨くことではなく、”ごまをする”という意味です。関連の表現に、”apple polisher (ゴマをする人)”もあります。アメリカの学生が先生にぴかぴかに磨いたリンゴを贈った習慣が表現の由来と言われています。今でもそのような習慣が存在するのかは定かではありませんが….。
このIt’s a piece of cake(楽勝)を知っている方は結構多いのではないでしょうか。同じ意味でcakewalkという言葉もあります。ケーキ以外にも、pieには”楽なもの、お安い御用”というニュアンスがあり、「That’s pie for her(彼女にとってはお安い御用)」というふうに使われます。
日本のことわざに”絵に描いた餅”という表現がありますが、”pie in the sky”はそれと近いニュアンスで”当てにならない先の楽しみ”という意味で使われます。pieはアメリカの家庭で”おふくろの味”の一つであり、as American as apple pie(アメリカそのもの)という表現があるくらい、アメリカ人にとってなじみ深いものなんです。
milk を使った表現には、come home with the milk(夜通しパーティのあと)朝帰りするという意味です。牛乳配達の人が牛乳を配達する早朝に帰宅することから生まれた表現です。日本では、酔っぱらってお寿司を買って帰ってくるお父さんがいますよね。アメリカでは、ミルクを買ってくるのでしょうか(笑)
a cup of teaは紅茶一杯という意味ですが、my cup of teaは婉曲的に”私の好みや得意なこと”を表しています。実際の会話の中では、「Math is not my cup of tea(数学は得意じゃないわ!)」という感じで使っています。
また、この他にteaには俗語でマリファナという意味があり、「Let’s take a tea!」と言うと”マリファナ吸おう!”というニュアンスになってしまうので、くれぐれも使わないでください(苦笑)
いかがでしたか。今回は、食べ物にまつわる英語表現を紹介しました。この表現を暗記して、スーパーにでも行ってみてください。いつもより楽しく買い物できますよ!