今年も本サイトで300以上の記事を更新し数多くの英語学習サービスを紹介してきました。今回はその中でも、2015年No.1と言っても過言ではないハイクオリティな英語学習サービスをリーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの4技能ごとにまとめました!


今年あまり英語学習が上手くいかなかった人や今の学習スタイルを改善したい人は、ぜひチェックしてください。


2015年最強の英語学習サービス総まとめ



リーディング


リーディングと英単語の勉強が一緒にできる『Polyglots(ポリグロッツ)』



英文記事リーディングと英単語の勉強が同時にできる超便利アプリです。このアプリの特徴は、自分のレベルに最適な英文記事を選んで、その中に出てきた分からない英単語を記憶して後からまとめて学習することができるところです


英文記事を読んでいる中でいちいち辞書を調べるのはとても面倒だと思いますが、POLYGLOTSはワンタップで辞書で意味を調べられる上に復習のしやすさも抜群なので、英語リーディングをする上ではとても重宝する機能が満載です。


英文には日本語訳も付いているので、英語だけだと不安な人でも安心です。初心者から上級者まで、リーディングをするなら必携の良アプリです。私も今年かなり使い込んでいて、TOEICのリーディング対策でとても活用してました。


 


参考記事:英文記事リーディングと英単語の勉強が同時にできる超便利アプリ『POLYGLOTS』


充実のコンテンツで必要な英単語を学べる『zuknow』



このアプリはTOEICや英検、大学受験など英語の学習目的ごとにそれぞれ異なった学習教材を使い、それを友達と競いながら継続学習できる英単語アプリです。他のどの英単語アプリよりもコンテンツが充実していて、



  • TOEIC対策

  • 英検対策

  • TOEFL対策

  • 英会話フレーズ

  • 瞬間英作文


などなど、数多くの単語帳を1つのアプリで全て使うことができます(一部有料)。私も英会話フレーズや瞬間英作文を特に愛用しています。


また、定期的に開催されている『TOEIC一斉受験テスト』で英単語を覚えた量を競うイベントも開催されており、モチベーションを維持しやすいのも学習する上で嬉しいポイントです。


 


参考記事:ソーシャル機能で友達と楽しみながら勉強できる英単語アプリ『zuknow』


リスニング


日経新聞の記事で英語リスニングができる『Lissn』



Lissnでは、リスニングの教材となる記事が毎日、自動で配信されます。記事はアメリカ人とイギリス人のネイティブスピーカーが読み上げて、リスニングの勉強ができます。読み上げるリスニングの音声は難しさもTOEIC本番に近いくらいで、難しすぎないのでチャレンジしてみると実力アップしていくでしょう。月額360円ですが、記事の質が高くかなりコストパフォーマンスが良いです。


また、配信される記事はすべて英語と日本語の原稿が付いていて、英語だけで意味が分からなければ日本語で内容を確認できるのが便利なポイント。表示の切り替えはワンタップで出来るので、英語と日本語を交互に使ってみるのがおすすめです。


過去にはリスニングといえばUmanoというサービスがあったのですが、サービスが停止してしまったので何を使おうか私も困っていました。そこで登場したのがLissnで、使い始めてからは他のアプリには行けなくなりました。有料アプリですが、それ以上の価値がある良サービスです。



参考記事:日経の記事で英語リスニング学習ができるアプリ『LissN』でビジネス英語に強くなろう


TED Audio Book



TEDのプレゼンで英語リーディングができるアプリで、TED動画の原稿を英語訳のみ、日本語訳のみ、あるいはその両方の表示を切り替えて勉強できるところです。動画に英語音声があるので、同時にリスニングの勉強になるのはもちろん英文を読むことでリーディングの勉強も大量にできます。TEDのプレゼンが面白いので学習教材として面白いだけでなく、リーディングの勉強に役立つ機能が多くあるのが嬉しいところ。リスニングだけでなくリーディングもTEDで勉強してみるのはいかがでしょうか。



参考記事:TEDのプレゼンで英語リーディングができる『TED Audio Books』が最高の学習教材


スピーキング


英語サプリ



英会話と言えばただ話すだけをイメージするかもしれませんが、英語サプリはひと味違います。英文のリスニングから始まって、その文章を書く練習をし、さらに実際にスマホを使って発音して英会話の練習までができます。



英会話では、まるで実際の会話のように2人の登場人物どちらかを選んで、それぞれ練習したいセリフを選びます。マイクのボタンをタップしてから、実際の英会話で話すようにスマホに話しかけて練習できます。いきなりネイティブと話すのはちょっと…という人でも、スマホ相手に模擬練習ができるのが嬉しいところ。ちょっとスマホに話しかけるのに違和感があるかもしれませんが、Siriと会話するような感覚でやってみるとすぐに慣れてきます。


また、英語の発音の正確さによって「Excellent」や「OK」などフィードバックをしてくれます。一連の会話が終わると採点され、スコアに換算してくれます。ネイティブのような発音を目指したいなら、このスコアを目安に、発音を磨いていくと良いでしょう。


ストーリー形式で飽きずに英会話の勉強ができる、他にはない面白さのあるサービスです。英語がいつまでも話せるようになずに悩んでいる人は、英語サプリのストーリーを楽しみながら英会話の勉強をしてみると良いでしょう。


参考記事:リスニングと英会話を効率的に学べる『英語サプリ』は最高の英語学習アプリ


DMM英会話



DMM英会話の最大の特徴は講師の国籍のバリエーションで、ふつうフィリピン人がメインであることが多いオンライン英会話ですが、DMM英会話はアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアなど世界40ヶ国の講師が在籍しています。レッスンも朝6時〜1時過ぎまで受けられるのが嬉しいポイントです。


また、教材も充実していて、『英語版ブラックジャックによろしく』や『発音教材』などが特に面白く活用させてもらっていました。今年最もレッスンを受けたオンライン英会話サービスです。これからオンライン英会話を始めようとしている人は、まずは無料レッスンを受けてみると良さが実感できると思います。


DMM英会話の無料体験レッスンを受ける


参考記事:英語版の漫画『ブラックジャックによろしく』が無料で使えるDMM英会話教材がすごい


ライティング


TEDict



TEDのプレゼンで英語ディクテーション練習ができるアプリで、2種類のディクテーション(聴きとった文章を全文入力するものと、単語を並び替えるもの)で英語ライティングの練習をすることができます。


TEDのハイクオリティな動画を観て音声を聴き取り、その文章をタイピング入力してチェックするので耳から実際に書くまでの練習が出来る良質アプリです。iPhoneアプリもAndroidアプリもあり、どちらも200円ほどしますが効率的なリスニング学習ができると思えば決して高くないでしょう。


  


参考記事:TEDのプレゼンで英語ディクテーション練習ができる『TEDICT』で最高のリスニング学習を


英語日記ドリル



1日ずつ英語で日記を付けることで、ライティングの練習ができるアプリです。とはいえ、いきなり書くのはちょっと…という人でも大丈夫。アプリの中で、基本的な英語表現を調べることもできます。


例えば、天気の話をする時には「It was〜」で書き始める、明日の予定を話す時は「I’m going to〜」を使うなどなど、中学英語レベルで日記を書くなら知っておきたい基本文法が網羅されています。また、それぞれの項目には練習問題もあり、基本的な英文を作って答えあわせすることができます。


ゼロから日記をつけられない時は、このなかにある表現から少しずつ書ける内容を増やしていくとグッと英語日記が続けやすくなるでしょう。短くてもいいので継続して日記を書き続けていけば、少しずつ英文ライティングが上達していくはずです。


 


 


参考記事:英語で日記をつけるのが楽しくなる便利アプリ『英語日記ドリル』が多機能ですごい


 


 


以上、いかがだったでしょうか?今年も本当に良い英語学習サービスが登場し、進化しています。もうこれまでのように参考書とCDがなければ英語の勉強ができなかった時代は、とうに終わりましたね。もっと楽しく、もっと効率的に英語を身に付けられる環境になってきています。


今年の英語学習が上手くいった方もそうでない方も、ぜひ今回紹介したサービスを使って日々の英語学習をもっと効率的に、もっと楽しくしていってください!


情報提供元: English Hacker