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そこで今回は、新しいTOEIC®テストの変更点を分かりやすくまとめ、どう対策すれば良いかをご紹介します!
リスニング問題の大きな変更点としては、以下になります
※公式プレスリリースより
いろいろな変更点がありますが、共通しているのは
よりコミュニケーション重視のリスニングのスキルを測るようになった
ということ、この一言に尽きます。例えば、会話問題が増え3人以上が会話するシチュエーションなどは、日常生活のコミュニケーションでもよくあるもの。さらに、”gonna”や”Could you?”などの表現はこれまでTOEICでは登場しませんでしたが、実際にネイティブと会話するとかなり頻繁に使う表現も登場するようになりました。
これまでとは違い、座学だけではなく、より実際に”話す時に役立つリスニング”にフォーカスしていると言えます。この変更点は、TOEICがリスニングとリーディングだけで、高スコアを持っていてもスピーキングの力とはあまり関係がない、と指摘されてきた内容が大きく改善されるでしょう。
いちTOEIC受験者としては、これは良い変更だと思います。しかし、受験者にとっては、今後はよりコミュニケーションを意識したリスニングの勉強が求められることになるでしょう。
さて、次にリーディング問題についての変更点です。大きな変更点は、下記の内容になります。
※公式プレスリリースより
全体を通して言えることは、2つにまとめられます。
こちらも、やはり実際のコミュニケーションを意識した問題変更になっていますね。最近ではメッセージアプリ(LINEやwahtsappなど)も一般的になってきているので、リーディングの問題ながらもコミュニケーションを意識した変更と言えます。
また、単純に読む量は変わりませんが、これまでは短文を読んで1〜3問の設問を解くのが、長文を読まなければいけなくなりそうです。これまで以上に、読むペース配分を間違えるとスコアが伸びなくなりそうな試験になるでしょう。だからこそ、しっかり最後まで読み終えられるリーディングの力が測れる、とも言えます。
以上、いかがだったでしょうか?TOEICの問題変更はこれまでも定期的にありましたが、今回は全体的に、大きくコミュニケーションを意識した変更になっています。
またスコア取るのが難しくなるのか…そう思うかもしれませんが、ただ座って勉強するのではなく、英会話でも役立つことを学べるとポジティブに受け止めてみてください!引き続き、TOEIC®テストの最新情報が入り次第お届けしていきます。
参考:(公式プレスリリース)ETSは、TOEIC®テストの出題形式を2016年5月に変更します