英語の資格検定といえば、IELTSやTOEIC、TOEFLなどが有名ですが、ヨーロッパ圏ではCambridge English Language Assessment(ケンブリッジ英語検定)が主流となっています。一度試験にパスすれば、一生涯に渡ってその資格を保持することが出来るため、留学生の間でも人気の英語試験です。今回は、日本の外資系企業の間でも徐々に認知され始めているケンブリッジ検定についてご紹介します。


ケンブリッジ英語検定の特徴



ケンブリッジ英語検定は生涯有効の国際英語資格


ケンブリッジ英語検定は、実社会において英語の運営能力を総合的に判断するテストで、読む・書く・聞く・話すの4部門が総合的に査定されます。実際の社会生活・ビジネスのシーンにおいて求められる英語力が判断されるため、より実践的な英語力が身に着けられるのが特徴。


元々ヨーロッパでは数ある英語試験の中でも、ダントツ1位の信頼度と認知度を誇っていましたが、近年では日本の外資系企業でも、ケンブリッジ検定に注目が集まってきているみたいです。資格に有効期限がなく、一度合格すると生涯にわたって資格を保有できるのも人気の秘密となっています。


自分のレベルに合ったテストを受験できる


ケンブリッジ英語検定のレベルは、全部で5段階あります。自分の目的・レベルに合わせて試験を選択することが可能です。以下がそれぞれのレベルの目安です。



































レベル検定試験英語力の目安
基礎Key English Test(KET)TOEICで約520点、TOEFLで約400点レベルPET(初級)の半分の語学力にあたるもので、日常生活で必要な最も基礎的なコミュニケーション力を測定。
初級Preliminary English Test (PET)TOEICで約630点、TOEFLで約480点レベル簡単な日常会話に参加できるレベルの英語力があるかどうかを測定。
中級First Certificate in English (FCE)TOEICで約760点、TOEFLで約550点レベル最も受験者が多いレベルで、中級レベルの英語能力を証明する試験として世界的に有名。中級英語を使って、仕事や留学を目指す人用。
上級Certificate in Advanced English (CAE)TOEICで約870点、TOEFLで約610点レベル仕事で英語を駆使できる上級レベルの英語力があるかどうかを測定。英語圏の多くの大学では、入学時に必要な英語力の証明としてCAEを採用している。
最上級Certificate of Proficiency in English (CPE)TOEICで約990点、TOEFLで約670点レベルネイティブレベルの英語能力があるかどうかを測定。英語圏の大学で、入学時に必要な英語力の証明として採用している他、世界各国の各機関で認められている。

 


IELTSやTOEIC,TOEFLと違い、ケンブリッジ英語検定の試験結果は、スコアや点数ではなく、合格か不合格かで評価されます。


日本人留学生に人気なのはPreliminary English Test (PET)とFirst Certificate in English (FCE)


ここ最近は、日本人留学生の間でも人気のケンブリッジ英語検定。ただの一般英語コースではなく、他の留学生と差をつけたい、就職活動でより有利になる資格を取得したいという留学生も増えています。初級レベルのPET、中級レベルのFCEの受講者が一番多いようです。


日本でもこれから認知度が高まっていきそうなケンブリッジ英語検定。有効期限がないということで、一度認定されれば一生ものの資格となります。日常的な英語力を査定するテストなので、IELTSやTOEFLに比べて実用度も高いようです。


 


以上、いかがだったでしょうか?あまり知らないことも多いかもしれませんが、今後は日本でも必要になってくることが多くなるかもしれませんので、ぜひチェックしておいてください!


ケンブリッジ英語検定


情報提供元: English Hacker