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Lexile指数というものをご存知でしょうか?これは英語の読解力を客観的に測定するツールとして開発されており、英文に使われている単語数や難易度、構文の複雑さなどを総合的に数値化したものです。
指数は「0L」から10刻みに上がり、難解な専門書は「2000L」を超えるものまでありますが1000前後もあれば日本人としては立派なリーディングスキルと言えるでしょう。アメリカでは教育現場で利用されていたり、海外諸国でも読解力を測るツールとして活用されているようです。
このLexile指数を活用して、自分のレベルに合った洋書を選ぶことができます。自分のレベルを測定したい方はこちらから英文を読んで、どれくらい理解できたかによってLexile指数を知ることができます。
ではLexile指数ごとに日本でも有名で面白い洋書を厳選してみました。どれから始めたら良いか分からなければ、この中から選べば間違いないでしょう。
映画化もされたハンガー・ゲーム、若い男女が殺し合いをして最後の1人のみが生き残れるという残酷なゲームを描いたフィクションです。迫力があるストーリー構成でハラハラしながら楽しみつつ読み進められるでしょう。使われる英単語もそこまで難しくないのが嬉しいところ。
こちらも有名なフィクションですね。原作での描写が日本の映画とどう違うかに注目して読むと面白いでしょう。
言わずと知れたハリーポッター、イギリス英語をたくさん読みたい時は間違いなくオススメな1冊です。やや使われている英単語が特殊(「呪文」や「呪い」など)ですが、そこまで難しいものでもないのでチャレンジしてみてください。
日本でも超有名な本、英語のタイトルは『How to Win Friends &Influence People』と、直訳すると「周りの人に影響を与え、勝つための方法」となっています。まずは日本語版から読んでみるのもオススメです。英語の勉強になるだけでなく中身もとても参考になる世界的に人気な良書です。
ロード・オブ・ザ・リングの前章として有名なホビット、こちらもストーリーが面白くて洋書リーディングにはうってつけです。
iPhoneなどを生み出したアップル社を創業した故スティーブ・ジョブズの自伝です。紙の本だとかなり分厚いのでKindle版で読み進めるのがオススメ。いかにしてアップル社が作られていったのか、スティーブ・ジョブズの困難と葛藤が鬼気迫るものがあり読んでいてとても面白いです。
マイケル・サンデルのハーバード大での授業が書籍化され世界的に人気を博したこの本、原書タイトルは「Justice: What’s the Right Thing to Do」となっています。出てくる英文は哲学的なものや科学的なものも多く少し難しめですが、これが読めるようになればTOEICくらいの英文レベルは全く問題なく読めるようになるでしょう。中身もかなり面白く、チャレンジしがいのある良書です。
以上、いかがだったでしょうか?洋書をじっくり読むことで確実にリーディングの力はアップしていくので、時間のあるゴールデンウィークだからこそ有意義に英語の勉強をしてみてください!