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Amazonの2016年ベストセラーリストに入った本です。お馴染み「ハリー・ポッター」シリーズの最新作。舞台は『ハリー・ポッターと死の秘宝』での戦いから19年後。父親となったハリーが次男をホグワーツへと送り出すところから物語は始まります。伝説の魔法使いハリー・ポッターとして生きる重圧、そしてハリー・ポッターの息子としての重圧と戦うことを描いています。
作者はスウェーデン出身。物語はちょっと気難しいけど愛される男Oveの物語。妻を亡くし、仕事も退職して孤独な生活を続けていったOveが近所に引っ越してきたにぎやかな家族と衝突・交流をしていくというあらすじ。
ユーモアと感動に満ち溢れたこの本を嫌いになる人はいないでしょう。ストーリーもよく構成されています。
長年New York Timesのベストセラーに選ばれ続けている名作中の名作。映画化もされたこの作品は全米ではすでに公開中。
物語の主人公は悲惨な戦争から帰ってきたトム。彼は灯台守となって妻イサベルとともに孤島で生活をすることになります。そんなある日2人の人生が変わる出来事が起きるのです。何と島に漂着したボートの中から生後間もない赤ちゃんを発見するのです。ルーシーと名付けられた赤ちゃんは健やかに育ち夫婦に喜びをもたらしますが、もちろんそれだけではありません。涙なしでは読むことができない1冊。
脳神経外科医だったPaul Kalanithiはある日末期の肺がんだと診断される。彼はまだ36歳という若さでした。この本は作者の自伝本。医者として死んでゆく人々を治療してきた彼が、突如として死に向かっていく患者となってしまう。
人生とは何か?死とは何か?そして幸福とは何か?様々なことを考えさせられるPaul Kalanithiが全身全霊をかけて執筆した1冊。残念ながらPaul Kalanithiは本が完成する前に帰らぬ人となりました。2016年だけではなく、これから何年間も人々に読み続けられるであろう1冊。
愛しあっている状態を続けるための秘密が書かれた本。恋に落ちることは簡単です。でも愛しあっている状態でいることはとても難しいですよね。SNSなどの普及によってコミュニケーションの形が変わってきた今だからこそ読む必要がある1冊。
作者はベテランの結婚カウンセラー。本では実際のカップルの体験談などを交えてパートナーへの効果的な愛の伝え方、愛の受け取り方を書いています。「別に彼氏・旦那のことは好きだけどなんかうまくいってないなあ」など思っている方は必読です。
The Subtle Art of Not Giving a F*ck: A Counterintuitive Approach to Living a Good Life
ベストセラーとなった自己啓発書。しかしこの本は他の自己啓発書とはちょっと違います。作者は超人気ブロガー。彼がこの本で言っていること、それはいつもポジティブになろうとする必要はないということ。
これまではポジティブに考えること・生きていくことが幸せにつながると言われてきました。作者はそんな考えは F*ckだというのです。私たちは嫌な事と共に生きていくことが必要あります。目から鱗の1冊。
この本を読まずして2016年のベストセラーを語ることはできないでしょう。2016年ピューリッツァー賞受賞小説。これは手に汗握るスパイ小説。
壮大な愛と裏切りを物語のストーリー。主人公はスパイとしてだけではなくフランス人とベトナム人の「2つの心」を持つハーフとして描かれています。近年まれにみる非常に力強いストーリー。
いかがでしたか?今回紹介した本以外にもまだたくさんのベストセラーがあります。ぜひ英語学習の一環として洋書を取り入れてみてください。