世界に350人しかいないと言われている病、プロジェリア症候群を患っているサム・バーンズさん。

このプロジェリア症候群は、通常の10倍の早さで老化が進む難病です。

そんな彼が残した「幸せのための3つの哲学」をご紹介します。





https://www.youtube.com/watch?v=36m1o-tM05g


 


1.できない事があっても大丈夫


サムさんの体重は23kgしかなかった為、重量の問題からマーチングバンドで希望のパートに就けませんでした。

しかしサムさんはできない事を認め、他に方法がないかと前向きに考えることにしました。

その結果、軽量化したオリジナルのドラムで参加することが出来ました。

「できないことは認め、自分ができることに情熱を燃やそうと考えている」と、サムさんは語ります。



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2.自分が一緒にいたい人といる


家族や友人たち、サムさんの周りには心で通じ合った人達で溢れています。

外見は関係なく、心から一緒にいることを楽しんでくれる人たちです。

「どんなに他に楽しいことがあっても、大切な人達といる時間が一番幸せを感じる」と、サムさんは笑顔で話します。



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3.前に進み続けること


彼が好きな、ウォルト・ディズニーの言葉があります。

「過去にこだわらず前進し続け、新しい扉を開き挑戦していこう」

サムさんは、常に何か目標を持つようにしています。

「漫画の続きが読みたい」「家族との旅行が楽しみ」のような些細なことでも構いません。

そうすることで無駄なことを考えなくて済み、さらなる困難を乗り越える力になるんです。



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このTED(世界的講演会)でスピーチを話した3ヶ月後、サムさんは17歳という若さでこの世を去りました。

あるインタビューで「あなたについて知っておくべきことは?」と聞かれ、彼はこう答えたそうです。

「僕はとっても幸せな生活を送っている」



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難病のサムさんが胸を張って幸せだと言い切れたのは、この3つの哲学が軸にあったからです。

自分の状況を受け止め、新しいことに情熱を燃やし続けたサムさん。

私たちも「幸せな生活だ」と胸を張って言える様に、前を向きたいですね。


出典:My philosophy for a happy life | Sam Berns | TEDxMidAtlantic - YouTube


情報提供元: CuRAZY