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ここ最近は分煙化が進み、飲食店でも喫煙者と非喫煙者を隔てる壁ができるなど対策が見られました。
しかしそれでも、日本は諸外国と比べて「世界最低レベル」と指摘されてしまうほど、受動喫煙への対策がなされていません。
実際に分煙化を試みる飲食店に行っても、喫煙者と非喫煙者の間に壁が1枚あるだけで臭いや煙が非喫煙者の元まで届いてしまっているなど、決して完全とは言えない対策ばかりだからです。
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食べ物と煙の臭いが混じるのって、吸っていない人にとってはイヤなことですよね。
そんな現状を受け、10月12日、厚生労働省は受動喫煙防止を更に強化するために「飲食店は建物内を原則禁煙とする」という方針を示しました。
これは2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた対策だそうで、喫煙室は認めるものの、喫煙席は禁止。違反した場合は、喫煙者本人またはその施設の管理者に対し、罰則を科せられることもあります。
また、飲食店の他にも、大学や病院など未成年者や病院にかかっている患者さんが多く出入りする施設は、敷地内全面禁煙になります。
これは前の分煙対策より効果は期待できそう。この方針にはこんな意見が。
飲食店原則禁煙で、居酒屋なども含まれるなら売上落ちるんじゃない?という意見も見られるけど、逆にウチみたいな家族とかは、禁煙だと分かると積極的に利用したいと思う人達も多くなると思うんだよな。
—Takuya (@STYLE_S_Takuya) October 13, 2016
公共施設と飲食店が禁煙化したらだいぶ暮らしやすくなるなあ。受動喫煙対策は日本遅れ過ぎやからゴリゴリ進めて頂きたいし、できることはしたい。
—桃井 (@c_momoi) October 6, 2016
日本は受動喫煙対策で遅れていて、先進国では「屋内は分煙ではなく、完全禁煙」がスタンダードらしい。
個人的には屋外での歩きたばこや自転車たばこの方が絶滅して欲しいけどー。—ちえ (@chii_jam) September 30, 2016
飲食店が原則禁煙になると聞いて嬉しい。煙が苦手だし喫煙席しかあいてない時は入店やめたりするから..
でも歩きタバコの方が禁止してほしい。前で歩いて吸ってる煙ダイレクトにくるし後ろの人の事考えてって思う。自転車乗りながらタバコとか吸う人とか危ないし、だらしないのが目立つ..—河村美咲 (@misaki_haaan) October 13, 2016
建物内原則禁煙はありがたいけど、そうすると建物の入り口でタバコを吸う人もたぶん増える(よく見る)。喫煙場所を設けることも同時に進めないと、建物の中は禁煙でも出入りするたびに受動喫煙することになってしまう…。
—さとひ (@satohi11) October 13, 2016
原則禁煙は有り難い。ちゃんと分煙できていれば文句はないが、実際にはそうもいかず、煙は漏れてくる。かけられる費用がない中小の店なら、いっそ、全部禁煙になってしまえば、喫煙者の客を失うリスクは軽減されるのではないか?ま、煙草の煙の苦手な私の理屈ではあるけど、子供連れだと深刻なのさ。
—rasenkan (@rasenkan) October 13, 2016
たしかに子どもを連れて飲食店に入るとき、煙を気にしなくて済むのは助かります。また、禁煙だとわかれば非喫煙者の利用率が上がることは明白です。
しかし意見のなかにもある通り、心配事もあります。それは歩きタバコをする人が増えることと飲食店の出入り口に喫煙者が溜まること。喫煙を禁止したところで、喫煙者が突然減るわけではありません。このあたりの問題をどう解決していくのか、大きな課題となりそうです。
問題はまだあるものの、受動喫煙防止に対して大きな一歩を踏み出した日本。世界からも認められる、住み良い国になっていくといいですね!