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提供:Conobie
ライター: 志田実恵
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オムツの少量パックは、基本的にLサイズのパンツタイプのみですが、助かります。
静岡県・富士宮市では、粉ミルク用のお湯を提供し、紙オムツを販売するコンビニを「ふじのみやベビーステーション」(愛称ベビ・ステ)として認定する取り組みを始めました。認定された店舗には、ステッカーやのぼり旗を配ってわかりやすくするそうです。
こちらは、NPO法人・母力(ははりょく)向上委員会メンバーのママが思い付き、2014年開催の「企業&NPO協働アイデアコンテスト」に応募、最優秀賞に選ばれたアイデア。
先日5月24日に「セブン-イレブン・ジャパン」、「ファミリーマート」と協力協定を結び、今後は、委員会メンバーが子育て世代への気配りのコツなどを伝える講習会などを経て、7月には店舗を認定する予定だとか。さらに富士宮市は認定店を対象に、オムツ替えシートや着替え台の設置工事にかかる費用の半額を補助するそうです。コンビニでオムツ替えまでできたら本当に助かりますね。
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4枚入りのオムツやおしり拭きが売られているファミリーマート。
ファミリーマートはすでに同様の取り組みを、広島県や長野県で展開しています。
広島県では「子育て応援イクちゃんサービス」として、参加登録店でミルク用のお湯を提供し、子ども対応型のトイレの設置がされています。
長野県では「ながの子育て家庭優待」として、参加登録店ではミルク用のお湯を提供するなどのサービスを2010年4月から実施しています。
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こちらがハッピーローソン。なんとミッフィーがシンボルです。
神奈川県横浜市中区にある「Happy Lawson山下公園店」では、おもちゃやベビーフードなども買えるほか、店内と屋外に遊べる休憩スペースと親子カフェが併設されているのが特徴のコンビニです。
親子カフェ「スキップキッズカフェ」では、キッズメニューが提供されているほか、絵本やママ向け雑誌も揃え、授乳ケープの貸し出しもしています。また、絵本の読み聞かせイベントなども行われているそう。
こちらも、ローソンが2005年の30周年記念に行った「未来のコンビニを考えよう」論文・アイデアコンテストで最優秀賞に輝いた、あるママのアイデア。
乳幼児を子育て中のママにとっては、憧れる、理想のコンビニの姿ではないでしょうか。
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え、コンビニの中にアスレチック!?
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オムツやおしりふきはもちろん。離乳食や、たまごボーロなどのラインナップが嬉しい!
いずれも、育児真っ最中のママのアイデアが形になったことが素晴らしいですね。ママならではの視点や気づきを、具体的な声や形にしていくことで、大勢のママが喜んだり助かったりすることにつながるというステキな事例です。
また、筆者の実感でも、近くに保育園があるコンビニを中心に、2〜4枚パックの紙オムツやおしりふきを販売しているところは増えている印象ですが、まだまだベビーフレンドリーなコンビニが少ないものも事実です。
こうしたコンビニが増えることで、子連れ家族の外出範囲がより広がりますよね。
今後も、子育て世代に優しいコンビニや同様の取り組みが、全国にどんどん広がっていくことを期待します!