日本語は語彙が多く、表現方法も多彩なとても難しい言語です。

言い回しが増えれば、会話も豊かになることでしょう。

今回は普段、耳にすることが少ない慣用句をご紹介します。


意味を取り違えてしまった会話例もお楽しみください



意味:男女の間の愛情が冷めること。「秋」と「飽き」を掛けた言葉。
勘違い例文)
「君と出会って6年、僕らに秋風が立ったようだね」
「え?まだ春じゃん」


意味:地位や立場を確固たるものにすること。
(勘違い例文)
「当面の目標は地歩を占めることだな」
「…チホって誰?」


意味:あか抜けして美しくなること。
(勘違い例文)
「ちょっと見ないうちに渋皮がむけたね」
「そうなの。海行って日焼けしすぎちゃった」


意味:異性の気をひくためにする色っぽい目つき。また異性の関心をひこうとして色目を使うこと。
(勘違い例文)
「君が秋波を送ると、誰もが恋に落ちるだろうね」
「本当に?シュウハ送るからLINEのID教えて!」


意味:刀を腰に差す余裕もなく、手に持ったまま、急いで駆けつけること
(勘違い例文)
「ゴキブリが出たって聞いたから押っ取り刀で駆けつけたよ」
「おっとりしてないで早く来てよ」


意味:問題にしないこと。無視して相手にしないこと。
(勘違い例文)
「いくら営業をしても、取引先は歯牙にも掛けないようだ」
「滋賀じゃなくて他の県にも営業しなよ」


意味:全ての策が尽き、どうすることもできない状態に追い込まれること。
(勘違い例文)
「仕事で大きなミスをしてしまった。もう刀折れ矢尽きた」
「刀も矢もなくても私がいるよ」

明日からこの言葉を使って、改めて日本語を楽しんでみてはいかがでしょうか。


情報提供元: CuRAZY