あなたは痴漢を目撃したらどのような行動を取るだろうか?身動きが取れない状況や、声を出すことができない被害者につけ込む痴漢は、下劣以外の何物でもないが、痴漢を取り押さえるために体を張った男性が話題になっている。


痴漢を取り押さえたら、全治3ヶ月の大けがを負った




高校時代アメフト部に所属していた吉田さんがタックルした。

痴漢は無事捕らえたが、無事でなかったのは吉田さんの体だ。

右ひざをホームに強打した上に、痴漢に蹴られて服が破れ、左の脇腹も擦りむいて出血した。

医務室に連れていかれたが、立ち上がれず救急搬送された。

ひざは腫れあがり、救急隊員や看護師に痴漢本人と間違われ、冷たい扱いを受けるという「おまけ」までついた。

1カ月で治ると言われたが、2週間ほどすると、痛みがぶり返した。MRI撮影で、改めて骨挫傷、全治3カ月と診断された。


男性は機転を利かせ、逃げ出した痴漢を捕まえた。自分自身は3ヶ月の大けが負ったが、助けた男性にも仕事や普段の生活がある。一般人が犯罪者を捕まえる過程で、日常生活に支障をきたすけがを負った場合はどうなってしまうのだろうか。

引用元:huffpost https://twitter.com/HuffPostJapan/status/1161404928591638529


補償制度があるにはあるが...


警視庁によると、一般人が被疑者を取り押さえる時にけがをしたり、障害が残ったりした場合、治療費などを支払う制度がある。

ただ制度利用の手続きは、所轄の警察署長の報告によって始まると定められており、けが人自身は申請できない。


一般人が犯罪者の逮捕に協力し、たとえ全治3ヶ月の怪我を負っても、けが人本人は補償の申請ができないという。警察がいない状況で目の前で犯罪が起きても、助けるか助けないかはその後の生活も含めて全て自己責任ということなのだろうか。この事件についてネット上では様々な声があがっている。

引用元:huffpost https://twitter.com/HuffPostJapan/status/1161404928591638529


ネット上では様々な角度から意見があがる











痴漢への怒り、痴漢を取り押さえた男性への賞賛、補償制度について疑問の声など、様々な角度から意見があがっている。痴漢は冤罪が起きる可能性も高い犯罪なので、慎重に議論する必要はありそうだが、今回大ケガをした男性が自分の家族や、職場の同僚だとしたらどのような対応を取るべきが考えるきっかけになるのか。

緊張状態が続く日韓問題も賛否が分かれているが、まずは社会の問題について自身の意見を考えてみることが大切だと言えそうだ。

画像元:いらすとや

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 痴漢を捕まえた元アメフト部の男性について、ネット上から怒りと賞賛の声!あなたならどうする?