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1月14日朝、旭川市江丹別は氷点下29.8℃となり、この冬全国一の冷え込みとなりました。この冷え込みが終わると今度は暴風雪がやってきました。17日には北海道は日本海側を中心に風を伴った大雪に見舞われ、1日のうちに何度も除雪をしなければならない状態になってしまいました。大雪の状態は18日になっても解消されずもう少し続きそうです。
除雪車の入らない駐車場では除雪されない雪が残り、車の上には容赦なく雪が降り積もっていきます。
朝のうちに除雪をしたにも関わらず、またもや雪が降り積もっています。中央付近に、雪の積もっていない部分があります。この部分は融雪槽になっています。地下水の温かさでこの部分だけ雪が融けてしまっているようです。除雪を始める前に、開始時刻を記録しておきましょう。このままでは時計が小さくて時刻は見えません。
2時44分現在、気温は氷点下1.2℃です。
この冬に空き地に降り積もった雪です。雪かきスコップの長さは150㎝程です。積雪量がお分かりになるでしょう。空き地の部分の雪は積もり放題ですが、歩道の部分は除雪されています。
除雪が終了しました。除雪が終了した部分と終了していない部分を見比べると、朝の除雪終了後からの積雪量がわかります。この写真を覚えていて下さい。およそ2時間後様子が変わります。
午後の除雪が終了したのは、4時5分でした。つまり除雪の所要時間は1時間21分です。朝は2時間半ほどでした。17日と比べると短い時間で済みました。融雪槽の周りにはまだ雪が残っているように見えますが、周辺は凍っているので取り去ることはできません。
4時5分に除雪は終了したはずなのに、既に雪が積もっています。外はもう暗くて、ピントが合っていませんが、5時43分です。
6枚目の写真を覚えていただいているでしょうか。あの写真と同じ場所を撮影しています。除雪した場所と、していない場所で段差ができていたにも関わらず、この時点では段差は全くありません。1時間38分の間に、段差分だけ雪が積もりました。
日本海側を中心とした大雪は明日の朝には落ち着くようですが、まだまだ気を許す状況ではありません。
除雪をするときは、雪の降っていない時を見計らっているので、晴れているように見えています。しかし、風を伴って雪が降っている時はホワイトアウツ状態となり、周りは一切見えなくなってしまいます。「不要不急」の外出は避けるようにとテレビやラジオで放送されます。
雪が融ける3月末までには、まだまだ雪と寒さとの戦いが続きます。雪まつりや冬まつり、スキーといった楽しさがありますが、危険もたくさんあります。
時にはこんなことも起きます。旭川では「太平洋側」の人には見慣れない超危険な看板が存在する!
情報掲載元(北海道新聞電子版):https://www.hokkaido-np.co.jp/article/267593