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iPhone14が売れまくっている昨今、国産スマホとして気を吐いていたSONY「Xperia」シリーズの元気の無さが気になります。個人的にはandoroid端末はXPERIA1択なのですが、最近の機種に魅力を感じないというのが本音。どうせサブのサブで音楽聞くくらいなら、古い機種でもいいかなと思いジャンクを漁ってみたところ……。
どうせ音楽聞くだけであれば、ジャンク品でいいやと思いたち秋葉原へ。
ジャンク品を漁っていて発見したのが、発売当初から稀代の名機といわれている「XPERIA Z3」(docomo SO-01G)でした。価格は2,000円(税込2,200円)で、当然のことながら保証無し。実際に電源入れて動作チェックしたところ、この機種唯一の懸念材料であるタッチ切れも全くなかったので、迷わず購入しました。
筆者が最後に使っていたXPERIAはXZ(SOV34)なのですが、既に故障してしまって使用不可になっています。Z3のすぐ後に登場した機種なのですが、重さ・大きさ・厚さ・画面サイズはほぼ同じ。大きな違いはフロントカメラの画素数と接続ケーブルが、TYPE-CではなくMICRO-Bってところくらいでしょうか。
2,000円ジャンクとは思えないレベルの外装。ぶっちゃけ、2年使っていた筆者のXZよりもキレイ。
唯一microSD&SIMのカバー付近に傷がありましたが、全く問題なし!むしろこの傷がない状態でジャンクではない場合、他に疑うところがたくさん出てきてしまうので……。
実際にWi-Fi接続してみても、全く問題なし!時期的に有機ELでもなくフルHDの液晶パネルではありますが、発売から8年経っても十分キレイに表示されています。なによりも動きがサクサクなんですよ、マジでサックサク!……8年前の機種、しかもジャンク品がこれほど完璧に動くとは驚きです。
andoroidのバージョンが5.0.2で、現在はバージョンアップ不可。そのため本体スペックに問題がなくても、OSでインストール不可になることが多いのが難点。しかし、筆者の最重要アプリ「Amazon Photos」がインストールでき、動作も全く問題ありませんでした。SDカードの認識、音楽プレイヤーとしても完璧に動作。
あれば使いたいと思った機能で使用できなかったのは、PS4のリモートプレイのみ。これはiPadは使えますし、そもそも屋外でPS4のゲームすることもないので無問題かな。
andoroidのバージョンが古いことと、USB端子がMicro-Bということを除けば、ほぼ完璧な機種だと思われます。充電もsim無しWi-Fiのみ接続、スリープ状態であれば5日間持ちました。8年前の機種なのに……。
いまだに「XPERIA最高傑作」といわれることの多いZ3。中古の購入の際は「タッチ切れ」にだけ注意していただければ、サブ機としても十分に運営可能。思ったより発熱が少なかったのもプラスでした。ジャンク品をお求めの際は「当たりハズれ」があるので、これを見てくださっている皆さんも「当たり」を引けますように……。
あとは昔から使っている有線のイヤホンを、アダプタ無しでそのまま挿せるのがありがたいです。最近は必要ないといわれているイヤホンジャック、筆者としては必須なんですよ。
source:XPERIA公式サイト