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PlayStation5の発売日の2日前、ゲームファンなら誰でも知っているけど一般層には馴染みのないXbox次世代機「Xbox Series X/S」が発売されました。簡単に言うと「Series X」はフラッグシップ機で「Series S」は普及機になるのですが、筆者はなんとか「Xbox Series X」を購入出来たのでご紹介します。
全てのゲーム機が争奪戦といった昨今、前世代「Xbox One」が日本ではほとんど普及しなかったにも関わらず「Xbox Series X」も品薄が続いています。世界的には成功と言える「Xbox One」が日本で売れなかったため、取り扱い店舗が限られるのも品薄の要因となっているようです。
ちなみに、ヨドバシカメラやビックカメラのようなXBOXを取り扱っている家電量販店でゲリラ販売される場合がありますので、欲しい方はこまめに足を運んでみることをオススメします。この分だとAmazon等のネットショップでも販売があるかも知れませんね。
ダメ元でヨドバシカメラ行ったら普通にxbox series x あったので店頭購入しました。意外と店頭では流通してるのね。ラッキーでした
pic.twitter.com/OQ4a0FC11t — aki (@chiaki_k0706) November 15, 2020
PS5が何処にも存在してない一方で、Xbox Series Xが僅かなソフトと共に売り場の隅に佇んでる姿に涙を禁じ得ない。゚(゚´Д`゚)゚。 pic.twitter.com/Kjx3l5lRSn
— 吉良ヨシト (@METAPHAR) November 15, 2020
実は筆者、熱狂的な「ゲームハード」マニアなので、33年前の「PCエンジン」から始まり「Xbox Series X」まで全てのコンシューマーゲーム機を発売日に買ってきました。3DOやバーチャルボーイはもちろん、Lynx(リンクス)やJaguar(ジャガー)まで・・・それがPS5で途切れることになるわけですが、終わったことなので忘れます!
なんとかビッグカメラさんで購入成功し、発売日に届きました!(不在だったので受け取りは翌日)
箱の開け方がわかりませんでしたが、おそらく腕時計の箱をそのまま大きくしたような感じ・・・たぶん。なんとなくナイキっぽさもあるような・・・ないですね。
付属品はご覧の通り。これ以外は注意書きとペライチのユーザーズガイドが入っていただけなので、かなりシンプル。「Xbox One X」からはあの「大きな弁当箱」と称されたアダプターが本体に内蔵されています。単3電池もXboxファンにはおなじみのヤツでした。
いよいよ本体へ。直方体としか言いようがありませんが、存在感がハンパない・・・
立てた場合の上部(寝せた場合は右部)が通風孔になっており、丸い穴がたくさん空いて真ん中が凹んだ作りになっています。
コントローラーは今までのXboxとほぼ同じ大きさ。こちらで「Xbox Series X」の大きさがわかっていただけそうです。
小さく薄いと言われていた「Xbox One X」と比較してみます。普通に見るとこんな感じですが、ちょっとわかりにくいですね。
真上から見ると、「Xbox Series X」の方が小さく見えるのですが・・・
そんなわけもなく、上に乗せてみると「Xbox One X」と比較して「Xbox Series X」は約3.5倍の厚みがあることがわかります。奥行きはほんの少しだけ「Xbox Series X」が短くなっています。
「Kinect」を使用していない場合、多くの方は前世代機である「Xbox One X」とケーブルは基本的に変わりません。筆者の環境はテレビが東芝M500XとNURO光のため、4K対応2.0HDMIケーブル・カテゴリ5eLANケーブル・メガネ型電源ケーブル・USB3.0HDD1TB(Xbox One Xで利用していたモノ)をそのまま利用します。
厚さが3.5倍あるので、ラックに入れるのに一苦労・・・真ん中のガラス板を1段上げざるを得ませんでした。これ、本当に骨が折れる作業なんですよね。
電源を入れるとスマホのXboxアプリを立ち上げるように促されるので指示通り立ち上げ、TV画面上の10桁のパスコードを打ち込むだけで全ての引き継ぎが完了。既にXboxアプリを使っていたので簡単に引き継げたと思うのですが、新規のユーザーやアプリ未使用の方は画面の指示に従ってくださいね。
いろいろとアップデートが終了したあとコントローラーのアップデートが自動で行われるのですが、筆者の環境では一度失敗してしまいました。本体の電源ボタン(Xboxボタン)長押し再起動で復旧し、その後コントローラーの不具合はありません。
コントローラーは「Xbox One」とほぼ同じモノですが、主な違いは「キャプチャ等で使うシェアボタンの追加」「十字キーが丸型」そして質感がマットになり滑りにくくなったように感じました。
動作で感じたのは、とにかく全てが軽い!今まではフラッグシップの「Xbox One X」ですらメニュー画面の操作に引っかかりのようなものがあったのですが、「Xbox Series X」には全く「それ」がありません!
現在のところ後方互換の「Xbox One 」もしくは「Xbox360」「Xbox」のソフトでしか遊んでいないのですが、それでも画質の向上やロード時間の短さはハッキリと体感出来るレベル。以前ダウンロードしていたソフトはUSB3.0接続のHDDに入っているのですが、それでもロード時間がハッキリと短くなっていることが体感出来ました。
「Xbox」のゲームを普通に買って遊ぶというのも当然選択肢としてあるのですが、お得にゲームを遊ぶのであれば「Xbox Game Pass」へ加入したほうが良いでしょう。対応ソフトは「GAME PASS」のマークが入るのですぐにわかります。
「Xbox Game Pass」とは簡単に言うとゲーム版サブスク(※)で、最高峰のレースゲーム「Forzaシリーズ」や「龍が如く0、極、極み2」「Gearsシリーズ」「エースコンバット7」「鉄拳7」「ソウルキャリバー6」等の日本でおなじみのゲームも定額で遊ぶことが出来るサービス。そしてなんと!発売前なのでまだ遊べませんが、ドラゴンクエスト11までもが「Game Pass」に・・・これはスゴい!
(※随時遊べるゲームが追加及び削除されます、今回紹介したゲームは2020年11月現在のラインナップの一部です。)
ちなみに2020年11月現在は初月100円、翌月以降はサービス内容によって850円~1,100円となっています。
参考:Xbox Game Pass
実はゲーム以外のことで感激してしまいました・・・それはAmazonプライム・ビデオがめちゃくちゃ快適に見られること!通常TVでプライム・ビデオを見る場合はFireSTICKをはじめとするセットトップボックスやTV内蔵のアプリを使うのですが、どれも若干タイムラグがあるんです。
それに比べて「Xbox Series X」のアプリだと立ち上がりも一瞬!そして操作中もスムーズで引っかかりは一切なし!筆者の環境では、再生ボタン押した瞬間(※)に再生が始まりました・・・今までが何だったのかと思えるほど劇的に操作が快適。VODというよりも、テレビのチャンネルを変えるくらいスムーズに動画を視聴出来るようになりますよ。
(※インターネット回線の速度によって若干変わります)
素晴らしい内容のゲームの数々を激安のサブスクで遊ぶことも可能!PlayStation5を買えなかったから言うわけではありませんが、こんな素晴らしいゲーム体験が出来る「ゲーム機」を遊ばない手はありませんよ!PS5とSwitchの隣に「Xbox Series X」もしくは廉価版の「Xbox Series S」を並べてみてはいかがでしょうか。心からオススメ!
まだまだお伝えしたいことは尽きませんが、今回はこの辺で!「Xbox Series X」が日本でもめちゃくちゃ売れますように!ゲームファンとしては、単純にそう願わずにはいられません。
「Xbox One」には、こんな目玉が飛び出そうなバージョンも発売されていたようです。「Xbox Series X」でも売り出したら売れるかも知れませんね・・・
source:Xboxオフィシャルサイト
画像掲載元:SS.ナオキ