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とんでもない状況となってきました。台風21号が接近しているという状況はすでにお伝えしたとおりではありますが、どうやら更に勢力を強め、中心気圧は905hpaまで下がり、過去最強クラスの台風となる予定です。強さと言えば「猛烈な台風」ですが、わかりやすく言えば海外のスケールでカテゴリ5という、これ以上無いクラスの台風です。
カテゴリ5とは、風速(knot)が150以上となります。そして本日31日には155knotとなり、カテゴリ5となりますがこの風速155knotは80m/sということで、もはや巨大な竜巻が襲ってくると言っても過言ではありません。
ちなみに日本ではカテゴリというシンプソン・スケールは取り入れられておらず、強い・非常に強い・猛烈なというスケールになっております。
台風の進路も勢力も本当にこわいです.非常に強い台風第21号が本州に向かって北上する予想です.さらには今日31日中に猛烈な台風に昇格見込みで,明日1日には中心気圧がなんと905hPaまで低下し,中心付近の最大瞬間風速も80m/s(時速288km)に!最新の台風情報を確認して,早めの備えをお願いします. pic.twitter.com/PF1qQeySlK
— 荒木健太郎 (@arakencloud) August 30, 2018
アメリカ海軍の予測と現在の日本の気象庁の予測進路はほぼ一緒であり、気圧も同じ。つまりかなり高い精度で、紀伊半島・近畿・東海にかけて上陸する確率が高まってまいりました。
ただし、勢力は日本列島に近づけば衰えるので若干弱まりますが、それでも905hpaの台風がこの時期に接近するとなると、期待するほどの弱体化は見込めず、更に猛暑の影響で海水温度も上昇しております。
5日深夜には「伊勢湾台風」クラスの風速50メートルの風が襲ってくるので相当な覚悟しなければなりません。
昭和54年台風第20号は、観測史上最も低い気圧「870hPa」を叩き出しております。この台風と今回の21号の進路は似ており、上陸時の勢力は965hpaでした。今回はそれを上回るほどの勢力で上陸する恐れがあります。
今から厳重な警戒が必要です。