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産めよ育てよ働けよと、家庭を持った女性達が悲鳴を上げながら生活をしているというママさんも多いのではないでしょうか。少子化が叫ばれる中、一億総活躍社会と言われ、働きながら子供を産み、子供を育てながら働き日々疲れ切っているという兼業主婦の方もいると思います。そんな働くママさんの為に東京都福祉保健局が「ベビーシッター利用支援事業」を実施していますが、その制度を実施するととんでもない落とし穴が待っていると話題になっているのです。
【とうきょう保育情報をご活用ください!】
東京都の保育サービス情報を紹介しています。
分かりやすいチャート図で各情報にご案内しているので、ぜひご活用ください!https://t.co/kQs7x4gvyj#保育 #子育て pic.twitter.com/haXtD9msat— 東京都福祉保健局 (@tocho_fukuho) February 6, 2020
東京で働くママさんのために、保育園や他の様々なサービスの紹介をしている東京都福祉保健局。
この中のサービスの一つに、ベビーシッター利用支援制度という物があります。
この事業内容は、サービス対象者が東京都の認定を受けた認可外のベビーシッター事業者を1時間150円(税込)で利用出来る制度となっていると利用案内パンフレットに記載されています。
参考 https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/smph/kodomo/hoiku/bs/bs2nendo.html
1時間150円という格安で子供の面倒を見てもらえるのなら、家計の負担にもならないし仕事も出来るし、なんていい制度だろう!と思った方も多いと思います。
しかし、この1時間150円という利用料金にはカラクリがありネット民が憤慨する事態となっているのです。
この事業では、各認定事業者が1時間当たり2,400円(税込)を上限に定めた利用料と、利用者負担額(1時間当たり150円(税込))との差額を、東京都及び区市町村が公費で負担し、認定事業者に支払います。
東京都及び区市町村が公費で負担した額(助成額)は、利用者にとって、所得税法上の「雑所得」となり、その他の給与以外の所得額との合計額によって、以下の申告が必要です。
(申告により、後日、所得税等が課税されます。)
引用 https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/hoiku/bs/bs2nendo.files/02riyouannai.pdf
簡単に言うと、150円で利用出来るけど、本来支払うべき金額の差額分は雑所得としてあなたの所得上乗せするから利用者は税金払ってね!
企業で働くOLママやパート主婦の人は、本来は会社が確定申告してくれるけど、確定申告も面倒くさいけど自分でしてね!
という、二重の苦しみが後で待っているのです。
敵を作るかも、しれないけど言いたい#保育園落ちた ら、民間のベビーシッターを 150円/h で利用できる件
これはちょっと「ない」。確かに入れないよりましかもだけど、カラクリがだいぶやばい
みんながわかってないことをいいことに or パフォーマンスなのか。つづくhttps://t.co/puDGsMAyW2— 高沖清乃 (@kiyono_t) February 11, 2020
税金爆死ってなんだと思ったら東京都で1時間150円でベビーシッター使えるけど正規金額より値引きした分はアナタの儲けにするから来年の税金に乗せとくねってアホか。ヤクザなのか?
— くて@ダグトリオ好き (@niina013240) February 12, 2020
税金爆死ってあるからなんだと思ったらこれ
時給150円でベビーシッター雇える(+交通費)
実際との差額が所得に計上される(時給2000円の業者?だったら時給1850円の所得に)
月20日x8時間x2000円なら通常32万だけど、実費2万4000円と29万6000の収入扱い
仮に1年まるまる扱うと約355万の収入扱い— ぼくはくま~おいでよ糞リプの森 (@konchan00) February 12, 2020
税金を支払っても特な制度という声もありますが、給料から天引きされる税金と違い、後から支払う税金はダメージが大きいと感じるというコメントも。
そして、確定申告をしなければならないというストレスも追加されてしまいますが、この制度を受けるかどうかは各ご家庭でしっかりと話し合うべきではないかと感じます。
画像掲載元 Pixabay