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今年の流行語にも選ばれております「タピる」の元ネタとなっております「タピオカ」ですが、おそらくこのブームも一時的なもので、そのうち収束するのでしょう。しかしながらその勢いがあるうちに、おこぼれに与ろうという輩がたくさんいるようで、今回のこちらの商品もそのうちのひとつなのかもしません。
ということで早速タピオカおにぎりを購入するために「イオン」に向かいます。イオン?そんな大手でこんな奇妙なおにぎりが売っているのか。話題作りのために地元のローカルコンビニ専用で販売されたわけではないのか、と思う中、半信半疑でイオンに向かうと、本当にあった「タピオカ醤油漬けおにぎり」
製造者はイニシオフーズ。中身にはしっかり「タピオカ」の文字が踊ります。
見た目は普通に美味しそうなおにぎりです。おそらくこれは、第三者が見ても何ら変哲もないおにぎりにしか見えないのですが、中身はどうなっているのか。早速割ってみます。
出てきたのは意外な色あいの物体。最初は「鮭おにぎりかな」と思うほど、赤い色をした物体が出てきたのですが、どうやらこれは「いくら」に似せてある商品のように見える。そもそも醤油漬けなので、いくらの醤油漬けをイメージしたものなのだろう。
ということで早速食べてみます。
するととんでもない衝撃を受ける。なんと、タピオカおにぎり、予想に反して美味いのである。味は、醤油というより、鰹出汁が効いたツブツブの物体。巷で売られている巨大なタピオカが入っているのではなく、非常に小さいツブツブであり、存在感は皆無。
その存在感のなさからか、味わいとしてはほぼ「鰹節」の味しかせず、「いくら」というよりある意味「おかかおにぎり」を食べているような風味で、残念ながらジェネリックいくらには、なれそうにありません。
ただし味は美味いので、そのまま鰹風味のおにぎりとして食べることが出来ます。てっきり、タピオカの存在が邪魔しておにぎりらしからぬ、修羅場を期待していたのですが、案外美味しいので、リピはありなのかもしれません。
ネットでも話題となった今回のおにぎり
イオンにとって、話題性としては十分おいしいのかもしれません。
画像:たまちゃん