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「7×2-(30+9)÷3=」という数式、見た瞬間には簡単に答えを出せてしまうように思います。しかし、よく見て下さい。本当に簡単に答えを出すことができますか。この数式では、掛け算、引き算、足し算、割り算の計算をしなくてはいけません。その上、括弧までついていますよ。簡単そうに見えて間違えてしまう可能性の高い数式です。あなたは正しい答えを出すことができるでしょうか。
足し算、引き算、掛け算、割り算が混ざっている計算を四則計算といいます。四則計算では、最初に計算をする部分が決まっています。足し算や引き算が目についてしまっても、足し算や引き算を先に計算してはいけません、最初にするのは掛け算や割り算です。更に、括弧がついている時には括弧の部分を一番最初に計算する約束になっています。
「7×2-(30+9)÷3=」という数式で、最初に計算するのは、下の画像の中にある赤い下線部分になります。「(30+9)÷3」の部分には割り算があるのですが、括弧があるので「30+9」の部分を最初に計算します。
赤い下線部分を先に計算すると、元の数式は、下のように「14-39÷3」となります。ここまで出来たらもう大丈夫なんて安心してはいけません。ここで間違えてしまうと正しい答えを出すことができません。
「14-39÷3」には引き算と割り算が混ざっていますよ。
まえから順に計算してはいけません。割り算から先に計算します。
「14-39÷3=14-3」となります。これで正しい答えを出すことができます。
四則計算をするときには、どの場所から計算をするのかを最初に確認をしておくと良いかもしれません。
今回の計算問題の内容は小学校で習いました。小学校で習ったこととはいえ、大人になるにつれ忘れることもあるようです。
説明が細切れになってしまいわかりにくかったという人がいるかもしれません。計算の流れをまとめました。
簡単な計算程ついうっかりとミスをしてしまうことがあります。心の中では「わかっているのに!」と悔しい思いをすることもありますね。
数式の問題は、「ちょっとやってみよう!」という気持ちになりませんか。「パズルの記事」一覧 の中には、色々な種類の数式問題があります。