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歴史的な価値の高い骨董品は、オークションに出せば、高値で売れることもあります。筆者もそんな骨董品を持っていれば、すぐオークションに出品したいところですが、残念ながらありません。そもそも、そんな高価な骨董品を手にする機会すらないのです。しかし、今回はそんな高価な骨董品を手軽に、そしてリーズナブルに手に入れた男が話題となっております。
'Ikea' spoon bought for 20p at car boot fair goes for more than £2k at auction https://t.co/EiRCVkU15U pic.twitter.com/Lp9fkpWDXC
— Daily Star (@dailystar) July 29, 2021
話題となっているのはこちらのスプーンです。
お世辞にも美しい…とは言えない汚れたスプーンです。
このスプーンは、とある男がロンドンの「がらくた市」で40円で購入したものです。
その際に男は「歴史的な価値があるのかもしれない」そう確信していたようです。
その予感は的中。この汚いスプーン、想像以上に価値があるスプーンであることが判明したのです。
男は、シルバーの専門家に鑑定を依頼。すると、スプーンは13世紀後半のものであることが判明しました。気になるスプーンの価値は、控えめに見積もって「7〜8万円」ほどになるということです。
13世紀は、イギリスではイングランド王国の時代、日本では鎌倉時代です。そんな昔の骨董品ならば、相当な価格でスプーンは売れるだろう、男は期待に胸を膨らませ、インターネットオークションに出品しました。
その結果、予想を上回る、とんでもない落札価格となったのです。
40円のスプーンはインターネットオークションで激しい入札競争となり、最終的には£2,375ポンドで落札。日本円で約36万円になったということです。
ウハウハの男。売り上げたお金を、イングランド東部の滞在休暇に使うと話しているということです。
40円のスプーンがそれほどまで価値があるとは、驚きです。
筆者も、がらくた市を見つけた際には、同じような汚い…いや「アンティークなスプーン」を見つけ、一攫千金を狙いたいものです。
Source:デイリー・ミラー