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16日午後11時36分ごろ、宮城県と福島県で震度6強を観測する大きな地震が発生しました。それとともに、現在でも停電などの被害が発生しております。そんな中、注目したいのが、地震のさなか走行中だった「東北新幹線」です。新幹線といえば、日本でも「安全」と言われる乗り物。しかし通常では200キロ近い速度で走っております。果たしてそんな新幹線が地震にあったらどうなるのでしょうか。
16日、福島駅と白石蔵王駅の間で脱線した東北新幹線下りの「やまびこ223号」。17日午前6時すぎに撮影した映像です。https://t.co/K3kZazqTzd
1両が大きく傾き、車両の連結部分がずれていることがわかります。また高架の真下にある橋脚の一部が大きくひび割れてはがれ落ちています。#nhk_video pic.twitter.com/HlsFC5xd5i— NHKニュース (@nhk_news) March 16, 2022
16日の地震により、福島駅と白石蔵王駅の間で脱線した東北新幹線下りの「やまびこ223号」。やはり、地震という自然災害を前に、安全な新幹線もなすすべなく、脱線してしまう……。
と、安易に考えてしまいがちですが、実はそうではありません。震度6強の地震が発生し、しかも走行中だった新幹線の約100人の乗客と乗員にけが人はいないとのこと。
参照:東北新幹線福島―白石蔵王間で脱線 乗客・乗員約100人にけがなし
これは奇跡、いやこれぞ「安全」の証なのである。
鉄道ライターの「土屋武之」さんは「上越新幹線脱線事故」の教訓が生かされていると、評価。また高架橋の橋脚を強化していることも付け加えている。
【マスコミ各位】
おはようございます。
・鉄道、就中、新幹線の地震対策は「脱線はしても転覆はさせない」が基本です。2004年10月23日の新潟県中越地震による上越新幹線脱線事故の教訓です。
・脱線は究極のブレーキとも言われています。
・直下型大地震の直撃を受ければ、脱線は免れません。(続)— 土屋武之 (@twins_tsuchiya) March 16, 2022
このような状況にネットでは
「やはり日本の鉄道技術ってすごいんだと改めて思った」「すごすぎるとしか言いようがない」「乗務員・乗客のけが人ゼロってのは人への安全は守ったという証」などとコメント
新幹線の安全性に多くの方が驚いているようです、
とはいえ、今後どのような問題が起きるかわからないのが、日本の災害。東日本大震災を超える災害が来ないとも言い切れない。
そのためにも、我々は常に防災意識やBCPなどしっかりと対策する必要があるのかもしれません。