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シーグラスは海岸や湖の湖畔で見かけるガラスの欠片のこと。波に揉まれて角が取れ小片となり、曇りガラスのような独特の風合いがあります。その美しさから海の宝石とも呼ばれています。そんなシーグラスですが、Twitterにて、𝚈𝚞𝚔𝚒ゆきみ工房(@YUKIMIKOBO)さんがご投稿した「シーグラスアート」作品が話題を集めています。富士山やダルマなどの縁起物が並ぶシーグラスアートは、一度見たら目と心を奪われる圧倒的存在感のある魅力的な作品です。
旅立って行く「縁起物」を見送りながら「私もゆきみ工房の『縁起物』を飾りたい」と言っていた妹。
やっと願いを叶えてあげられました。
バレないようにコソコソ作った大作です。(笑)
お姉ちゃん、頑張ったぞ。#シーグラス#シーグラスアート#縁起物 pic.twitter.com/Y24NwyD0jB
— 𝚈𝚞𝚔𝚒
ゆきみ工房 (@YUKIMIKOBO) November 13, 2022
「縁起物のシーグラスアート」を制作されたという、ツイートを発見しました。キャンディのようなカラフルな色合いで、ハイセンスで秀逸な作品ですね!シーグラスの色味や形状を活かし、縁起物の小槌・ダルマ・獅子舞・ひょうたん・富士山などの作品が並んでいます。ずっと眺めていたくなる可愛さですよね。
ツイートのリプ欄には、見た目も楽しく、華やかな作品に魅了される方が続出し、素敵、欲しい、家に飾りたいといった声が寄せられ注目を集めています。
・可愛くて、縁起物素敵ですぱっと画像みてホッコリしました!
・かわいぃ。福が沢山来そう~♪
・可愛いですね!縁起物は明るい色調だとワクワクしますが、可愛かったり綺麗だと見る度に幸せになりますね。
・めちゃ可愛い。特に鶴と亀さん!他も癒される。
姉妹でシーグラスアート制作をされている、制作者の𝚈𝚞𝚔𝚒ゆきみ工房(@YUKIMIKOBO)さん(以下、ゆきみ工房さん)にお話を伺いました。
■プロフィール・制作を始められたきっかけを教えてください。
ゆきみ工房 姉Yuki(デザイナー、台紙作成担当)・妹みほ(アドバイザー、貼り付け担当)。2021年5月より姉妹ふたりでシーグラスアート制作を開始いたしました。シーグラスアートに出会ったきっかけは、妹がフリマサイトでインテリア雑貨を探していて見つけたことです。姉に紹介してふたりとも気に入り、ふたりでひとつずつ購入しました。作品を眺めているうちに、自分たちでも作りたいと思うようになり、制作をスタートしました。
■どのように制作されていますか?
常日頃から作品の仕上がりをイメージしながら、活かせるモチーフを探しています。作品の工程ですが、下記のような流れですね。
1、シーグラスを並べながらラフデザインを考える。
2、シーグラスのカタチに合わせて下描きをする。
3、作品に記載する英文を検討し、本番用の紙に英文を印刷する。
4、下書きをペンでトレースする。
5、シーグラスを貼り、 手芸用パーツなどで装飾をします。
6、最後に額装する。
■シーグラスは海岸などで入手されるのですか?
シーグラスは、自分では拾っていません。 研磨もしていませんが、着色はしています。 レアカラーを表現するために、クラフトグラス(人工シーグラス)も使っています。
■作品作りにあたり、こだわられているところは?
できるだけ、シーグラスを活かすデザインを心がけています。イラスト部分にはできるだけ色を使わず、シーグラスやクラフトグラス、装飾用のパーツの色で華やかさを出すようにしています。研磨していないので、シーグラスは大きさやカタチを変えられません。再販依頼をたくさんいただくと、段々と同じデザインの実現が難しくなります。
■いいねやRTされるなど反響がありますが、心境は?
いつもは時間があるとTwitterをながめているのに、投稿したツイートがバズるとドキドキしてしまって、見なくなります(笑)通知が落ち着いた頃に開いて、お返事をしたりいただいたリプにいいねをしたりしています。その時に、感激が押し寄せてきます。創作意欲につながるので皆さまの反応はとても嬉しいですし、感謝しております。
ゆきみ工房さん、お忙しい中シーグラスアートの魅力がたっぷりと詰まったお話をありがとうございました。
最後に今後の夢は?というご質問を投げかけたところ「一番は、少しでも長く制作を続けることです。画集、個展、フェス出展などにも憧れますが、今、ふと作ってみたいなぁと思ったのは、都道府県をテーマにした作品です。47個作って、各県一箇所どこかに置いていただいて、みなさんに見てもらいたいです。 ゆきみ工房のシーグラスアートを見に旅行してくれる方が現れたら……なんて夢を見ています。」と語られたゆきみ工房さん。
ぜひとも夢を実現させていただきたいですね。素敵な作品を近くで拝める日を楽しみにしております!
シーグラスといえば、シーグラスを宝石のように生まれ変わらせる作品にも魅了されますよ!
取材協力:𝚈𝚞𝚔𝚒ゆきみ工房(@YUKIMIKOBO)