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一時期、不織布のマスクの需要が高まり、ドラッグストアから姿を消しました。その後ネットなどで高額転売されるという、残念な流れが発生し、とんでもない価格で売られておりました。そんなマスクは現在、容易に手に入り、あの頃の騒動は忘れかけております。しかし、またもや新たな転売が始まっております。それは「酸素缶」の転売です。
さて、現在メルカリなどのフリマサイトで「酸素缶」を検索すると、大量の酸素缶が出品されています。
通常1本、1,500円〜2,000円ですが、何本もセットにされ、5,000円、9,000円といった価格帯です。中には36本で11,900円といった価格のものもあり、1本当たり3,300円と相場より2倍も高い。
これら商品は通常、スポーツや、登るレジャー用に活用されるものです。しかし、最近メディアで「酸素ステーション」などの言葉もあるように、コロナなどの急病で酸素濃度が低くなると懸念した方々を、狙った商品であると思われます。
もちろん、酸素缶を使ったところで、根本的な治療にはなりません。この転売は、酸素が足りなくなる=酸素の需要が高まる。という実に安易な発想で売られているようなのです。
ネットでは「酸素の転売ってアホ過ぎですね。」「薬剤免許ないと違法になるんじゃ?」「うわ!ほんと、ハイエナだなぁ、やつらめ」などのコメントが寄せられております。
今後さらに酸素缶の転売が加速し、店からまるでマスクのように「酸素缶」が無くなっていく恐れもあります。本当に必要な方は、ぜひともまず、しっかりとした医師の判断のもと治療に専念いただきたいものです。
参照:メルカリ