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卒業シーズン真っただ中。そして、桜の開花と共に、入学シーズンが、今年もやって来る。桜が、新入生を迎える姿は、日本のほんと素敵な光景だ。そして、小学生の時、120%の全速力で生きていた、そんな時代を思い出させてくれる、あるツイートが、今話題だ。大人になると、全力が何か、カッコ悪い印象で捉えられがちだが、いやいや、いつでも、全力疾走が、カッコイイ!
この前知り合いが「小学生の時ってよくもまあ、10分か15分の休み時間で校庭に出て遊ぼうと思いましたよね。もはや狂気ですよ。今なら仕事中に同じ時間を与えられてもスマホいじって終わりますよ」と言っててホントだと思った。
我々はいつの間にあの120%の人生全速力感を失っているんだ…?
— 道雪 葵@うちのトイプー発売中 (@michiyukiaporo) March 14, 2019
この前知り合いが「小学生の時ってよくもまあ、10分か15分の休み時間で校庭に出て遊ぼうと思いましたよね。もはや狂気ですよ。今なら仕事中に同じ時間を与えられてもスマホいじって終わりますよ」と言っててホントだと思った。
我々はいつの間にあの120%の人生全速力感を失っているんだ……?
筆者のこんなエピソードを紹介したい。筆者は、かつて小学校の教育実習を体験したことがある。期間は1ヶ月。担当は、小学3年生。一番素直な学年と言われていた。休み時間は、児童と競い合って、校庭で遊んだ。当時は、ドッチボールが流行っていたが、大人の投げる速さと児童のスピードは当然違う。
ずっと女性の先生で育って来た学年だったので、その速さに衝撃を受けたようで「先生、はや!」という感じで、そこでまず児童と打ち解けることが出来た。毎日児童達と遊んだ。他の先生方は、職員室で休憩していたが、校長から「教育実習生が、外に出ているから、先生たちも外で遊びましょう!」と指示が出た程だった。
児童と遊んだことで、コミュニケーションも上手く取れて、校内の先生方に観て頂く研究授業も上手く行った。実習最後の日の児童達へのメッセージの時間は、涙が止まらなかった。児童たちからも、「すすり泣く声。先生行かないで。泣かないで。」という声が聞こえた。YouTubeには、こんな動画もアップされている。
150%の全力で駆け抜けた1ヶ月だった。今、数多くの教育問題を取材しているが、この時の体験が非常に役に立っている。ネットでは、あの時代、常に全力疾走してたなという声が上がっている。
早く校庭にでないとドッチボールのいい場所が他のクラスの奴らに取られちゃうので、常に全力疾走してたな。
— げん (@genchan4815) March 14, 2019
子供の頃は友達が居れば、お金が無くても一日中楽しく遊べたなぁ
— 忠勝 (@Tadakatu03) March 14, 2019
昔の方が狂気なのではなく、今の方が狂気なのでは?
— マーティ@IBD (@atsusymarkx) March 15, 2019
SNS、そして、会社に縛られる時代。少なくとも休日は、SNS、そして会社を忘れて思い切りリフレッシュしよう!森や温泉の爽快感は、ホント、たまらない。それが明日への活力になる。四六時中、ドップリとハマっていても、いい発想は浮かばない。現代人が忘れがちな、ボーっとすること。チコちゃんに、たとえ怒られても、日本人には、今、大事な時間だ。
あの頃のパワーを取り戻そう、日本の皆さん!
掲載写真 写真AC