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人の生活において犬はもはや欠かせない存在となっています。ペットとして一緒に生活をしている人ももちろん、盲導犬や警察犬、救助犬など人の生活を支える存在としても特別な役割を果たしてくれています。しかし、普段さまざまな形で人を助けてくれる特別な犬でも、ときには人の助けを必要とすることもあります。ある救助犬が人によって救助された出来事が大きな話題になっています。
救助犬の立場なし?、セントバーナードが救助隊の担架で下山 英 https://t.co/QuQTRKCYmr
— cnn_co_jp (@cnn_co_jp) July 27, 2020
救助犬といえば、有事の際に頼りになる存在として認知されていますが、イングランドにてセントバーナードが救助隊に救助されるという少し変わった出来事があったようです。
今回救助された救助犬のデイジーはイギリスでもっとも標高の高いスカーフェル・パイクという山で動けなくなってしまったためとのことです。
#CNN 首に樽巻いて、救助犬として知られるセントバーナード犬
が、イギリス最高峰の山を下山中、後ろ足を痛めて倒れちゃった 55kgという巨体のデイジーちゃん、スカーフェル パイクなる山から下りてくる途中で怪我... 16人もの救助隊の方にタンカで運ばれ無事だそうで https://t.co/NinEci4sRH — yamigama (@yamigama) July 27, 2020
上記の投稿でも触れられていますが、今回救助されたセントバーナードのデイジーは後ろ脚を痛めてしまっていたとのことです。そのため身動きができなくなってしまったようです。
デイジーは55kgという大柄な体型だったこともあり、救助隊も16人で救助活動を行なったとのことです。55kgというと成人している人間の体重と変わらないことを考えると相当な難作業であったことが容易に想像できます。
セントバーナード犬が16名の救助隊に助けられた記事。
『途中で急斜面や岩や滝などに遭遇。そのたびに、デイジーに「たくさんのおやつ」を与えるなどして難局を乗り切り、計5時間かけて無事に救助』
たくさんのおやつってところが(^^)おやつは大事だね。https://t.co/TeFxP79HoV— かわせ (@seitaiyasan) July 27, 2020
上記の背景もあり、今回のデイジーの救助活動は5時間ほどの時間が必要であったとのことです。更に胸が温まるのが、救助隊は斜面、岩や滝など難所に遭遇する度、デイジーにおやつをあげて励ましていたという部分です。
救助活動中に犬の気持ちまで考慮して行動できるのは素晴らしいのではないでしょうか。そうした救助隊とのやり取りもありながら、デイジーは無事救助され、既に元気な姿を取り戻しているとのことです。
今回のデイジーが救助された出来事に対して、ネット上にはさまざまな感想が続々と集まってきています。
日本でも犬が遭難しても人間たちが助けに行くのが当たり前な日になってほしいな〜
と、ホッコリした。https://t.co/ZOz9ijuECV
— teninall (@teninall1) July 27, 2020
立場なしって言い方
どーなの?
犬だって、無理な時
あるんだよ。
人間だって役立たずな時
あんじゃん!救助犬の立場なし?、セントバーナードが救助隊の担架で下山 英(https://t.co/BNMr4UhpoX) https://t.co/EmDzT8IA93
— SORA_xx (@sx9nx21_xxx) July 27, 2020
上記のように「人間が犬を助けることがあってもいいと思う」「無事救助されて良かった」「救助隊の人たちありがとう」というように称賛の声が目立ちます。
「立場なしというのは言い過ぎ」「犬だって体調悪くするくらいあるだろ」など、デイジーを擁護する声も多くみられました。
ともあれ、救助隊の活躍により大事はないとのことで、デイジーの飼い主もほっとしたのではないでしょうか。
本記事とは少し趣旨が異なりますが、少し前にはゴールデンレトリバーの笑いを誘う動画も話題になりました。