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ワイヤーフレームでフタの開いた箱を描きました。ワイヤーフレームだと手軽に図形を描くことができるのですが、出来上がった図形に何通りもの見え方が生じることがあります。図形の中に明暗がないので、脳ミソは頂点や辺や面の位置関係を把握しきれず、どのように見て良いのか悩んでしまい、錯覚を起こしてしまうからです。上の図では、箱のフタの開き方が次々と変わって見えてきます。あなたには、フタはどのように開いて見えるでしょうか。
図の中にある文章部分をとって、図形を見ることだけに集中してみましょう。フタの開き方は4通り見えるはずですが、中には見えないという人もいるようです。あなたは何通りのフタの開き方を見ることができるでしょうか。
箱の中が見えるようなフタの開き方が目の前に現れます。
フタは開いていますが、箱の中は見えないような開き方が現れます。
こちらのフタの開き方も、箱の中は見えません。しかし、”フタの開き方2”とは箱の向きが違って見えています。
箱の中が見えるようなフタの開き方です。”フタの開き方1”でも箱の中が見えていましたが、箱の向きが違って見えています。
4通りのフタの開き方をまとめると、下のようになります。あなたには何通りのフタの開き方が見えましたか。すぐに見えたものや、なかなか見えなかったものがあるのではないでしょうか。見えやすいもの、見えにくいものは、人によって異なるようです。
全く見えないという場合でも、見え方のヒントを与えられるとすぐに見えるようになる場合もあるようです。
最初のワイヤーフレームの図です。何通りのフタの開き方が見えますか。見えるまでの時間が短くなっていませんか。
脳ミソは、これまでの経験にもとづいて、私たちに対象となるものを正しく見せてくれています。しかし、これまでに見たことない対象物に対しては、その見方がわからず錯覚を起こしてしまうことがあります。不思議すぎ!見方によっては最初とは番う絵に見える「錯覚」 でも、同じような体験ができます。