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その地方民しか知らない「ソウルドリンク」なんていうモノがありますが、福島県民のソウルドリンクといえば「酪王カフェオレ」をおいて他にありません。それこそ県内のスーパー、コンビニ、自販機など、どこでも買える酪王カフェオレ、テレビ番組で紹介されたことで話題になっていました。通販でも購入は可能ですが、都内で簡単に買える場所があるのです。
40年以上に渡り、福島県民に愛され続けている酪王カフェオレ。実は福島県周辺の山形、宮城、新潟、栃木、茨城あたりでは比較的見かけるのですが、それ以外の地域では販売も知名度もほとんどありません。まさに地方に特化された「ソウルドリンク」なんですよね。
福島県民ご存知の酪王カフェオレ。
県外の方が存じない、初めて見たと聞いて
当時は軽い衝撃もっと広まって欲しい pic.twitter.com/3QnnjBQTyE — poyo (@43yuta81) November 21, 2021
参考:酪王協同乳業
福島県までは遠いし栃木県北部までもかなりの距離があるので、そう簡単に「酪王カフェオレ」を手に入れるのは難しそう……と思っているそこのあなた!なんと、JR秋葉原駅の構内で購入可能なんです!
場所はJR秋葉原駅、総武線ホーム。ミルクスタンドの隣にある自動販売機!
まさか秋葉原駅構内で、福島県民が愛するあの味を購入できるとは!
ガッツリと「酪王カフェオレ」自販機がそこにありました……カフェインレス、ハイカフェオレ、いちごオレなど他の製品まで網羅しています!
ちなみに上り下りともに「酪農カフェオレ」が買える自販機が設置されていました。
実際にその場で飲んでみたのですが、ミルク感が非常に強いんですよ。コーヒーが薄いというわけでもなく、とにかくミルクたっぷりの甘~いカフェオレ。これが手軽に飲めるのはありがたいですね、頭や身体の疲労回復にもってこいかも。
福島県の酪王カフェオレ、千葉&茨城のマックスコーヒー……とにかく甘いことから似ているといわれがちな両者、実際に似ているのでしょうか。同時に飲むことなんて普通はあり得ないと思うので、ここはマックスコーヒーを準備して比較してみましょう。わざわざ千葉まで買いにイッタヨ。
「福島県VS千葉茨城」の代理戦争ともいえる「酪農カフェオレVSマックスコーヒー」の戦い。酪王カフェオレは「乳飲料」で、マックスコーヒーは「コーヒー飲料」なんですね。この時点でかなり別物のような気がしますけど。
栄養成分的にみると、カロリーと脂質がかなり違いますね。糖質はほとんど同じ、ということになっています。
【100mlあたりの栄養成分(抜粋)】
マックスコーヒー 48kcal 脂質0.7g 炭水化物(糖質)9.84g
酪王カフェオレ 77kcal 脂質2.8g 炭水化物(糖質)10.2g
コップに注いでみると、圧倒的にマックスコーヒーの方がコーヒーの色ですね。
実際に飲んでみても、酪王カフェオレは生乳50%以上という表示どおり「牛乳感」が非常に強く、砂糖だけでなく牛乳の甘みも感じられます。マックスコーヒーは「コーヒー+練乳」といった飲み物。酪王カフェオレの後に飲んだせいか、以前飲んだときよりも甘みが少なく感じられました。
どちらも美味しいので、更に美味しい飲み方を……。
1:1で混ぜて飲め
両方手に入った方は、ぜひお試し下さい!牛乳とコーヒー、どちらもたっぷり感じられるドリンクになりますよ!
この他にも福島県のアンテナショップや通販でも入手可能なので、飲んでみたいという方は利用してみてはいかがでしょうか。甘くて疲れが吹っ飛ぶ酪王カフェオレ、北の方に行ってまとめ買いしてこようかな……美味しかったです!
練乳味が強いマックスコーヒーですが、どのくらい練乳が入っているか調べた方がいるようですね……これはヤバい。
source:酪王乳業株式会社