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朝食の話になると「ごはん派」と「パン派」に分かれると思うのですが、だいたい五分五分で決着がつかないのが常ですよね。こちらは特に「ごはん派」の人に見ていただきたいのですが、市販の食パンをとんでもなく美味しくする方法が話題になっていたのでご紹介しつつ実際に試してみます。
妻が神戸のホテルで調理師修行中、パン部門に回された時に教えられた、市販の角食を旨く食う方法。
パンに切れ目を入れて焼き、バター(マーガリン)を塗って、軽く塩。
切れ目はパンの内部までバターを染み込ませ、塩は旨味を引き出す。いや、結婚8年目にして言わんで!はよ教えてよ pic.twitter.com/EtNuplb7Cj
— 筑前筑後/chikuzen chikugo (@chikuzen666) December 24, 2019
- 食パンに切れ目を入れて焼く
- バター(マーガリン)を塗って軽く塩
え!?たったのこれだけで簡単に食パンが美味しくなるんですか!?これなら世界一簡単といっても過言ではないレベルなので、さっそく試してみることにします。
まずはパンとバターを用意しました。パンは敢えてごく普通の「5枚切り食パン」、バターは北海道の雄「よつ葉バター」、ステンレスの「パン切り包丁」、栗の木から切り出した「バターナイフ」と役者が揃いました!
食パンに切れ目を入れます。写真でも切れているのが伝わるでしょうか?
通常の焼き方と味の違いを比較するため、2枚焼きました。普通に焼いたのも美味しそうです。
焼きあがったら、手早くバターを塗ります。パンが冷めるとバターが溶けにくくなるので、急いで塗り進めます。
切れ目を入れたトーストにだけ軽く塩を振ったら完成!当たり前ですが驚くほど簡単です。料理名「神戸シェフ直伝の切れ込みトースト~カフェオレを添えて~」
まずは普通に焼いた食パンから。もぐもぐもぐ・・・うん、いつも食べている普通の美味しいトーストです。外がカリッと中はもっちりとしていて、バターの風味が効いていて美味です。
続いて切れ目トーストをパクり。ぅお!?変な声出た!塩が効いててウマぃ!なにこれ!?外がサクサク中はもっちりなんだけど、普通とはちょっと違う。通常のトーストの中が「もっちり」なら、これは「もっちもちサクっ」といった感じ。おそらく切り込みから水分がいい感じで蒸発したのではないでしょうか。
そしていちばんの違いはここ!中央部分を見てください、バターがパンの中心部まで染みわたっています!これが外側のサクサク感と合わさって「もっちもちサクっ」を生み出しているのかもしれません。
これは想像をはるかに上回る衝撃!切れ目を入れて塩をほんの少し振るだけで、大げさではなく本当に美味しいトーストが完成しました。たったこれだけでこれほどの差が出るのであれば、これからは毎回切れ目入れちゃいます!
ちょっと話は逸れますが、栗の木から切り出したバターナイフは一度使ったら手放せないほど塗りやすいのでぜひ使ってみてください。比較的お求めやすいお値段(一般的な物で500円前後)ですし、本当に塗りやすいのでビックリしますよ。
トーストといえばコーヒーがつきものですが、ちょっとコーヒーを飲むのを躊躇ってしまいそうな記事だけは見ない方がいいかもしれません。見てしまった人はご愁傷様です。
画像掲載元:SS.ナオキ