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新型コロナウイルス、一時期は収束に向かうと思われていました。しかしオミクロン株による第六波の到来、多くの都道府県で「まん延防止等重点措置」が実施されているのが現状です。そして医療体制が逼迫しているという報道もあり、簡易PCR検査キットが飛ぶように売れています。実際に検査キットを使って、家から出ずにPCR検査が出来るのか試してみました。
2021年10月下旬、今からたった3ヶ月前。東京の感染者数が21人、全国でも274人とコロナ禍が終わる!と期待されていた頃、PCR検査キットが投げ売りされていたのです。今では信じられない500円という価格で……。(通常価格2,980円)
時は来た!それだけだ……そんなことはどうでもいい!今回、こちらの「新型コロナウイルスPCR検査キット」を使う日がやってきました。理由は「どうしても人と合う機会を増やす必要があった」からなのですが。
中身は「唾液を採取するためのキット」「返信用封筒」「申込書」「バーコードシール」など。簡単にいうと、唾液を採取して検査センターに送り「メールやLINE」などで検査結果を送ってもらうということになります。
回収もホームページから簡単におこなうことが可能。下記では「お届け日」になっていますが、既に検査キットを購入している方は、次ページから回収日と時間を選ぶだけです。
地域によって回収日と時間が変わるようですが、筆者は「日、月、水、金曜日の9時~15時、15時~21時」から選択出来ました。都心にお住まいの方は、それ以外の曜日や時間も指定出来る可能性がありますね。
回収日時と時間指定が確定すれば、あとは前日か当日に唾液を採取しておくだけです。
唾液回収日の朝、かなり早い時間に電話が鳴っていました。朝の8時に電話が来ることはほとんどないため、とっさに電話に出たところ……
「9時~15時の時間指定が間に合わないので、17時ごろで大丈夫でしょうか……」
あまりに泣きそうな声の電話だったため、何も考えずOKしてしまいました。やっぱりこの時期のPCR検査、大混雑しているんだろうなと。そんなわけで、午後になってからゆっくり唾液を採取しました。
あとは同梱されていたジップロック的な密封袋→封筒の順に入れて、封をすれば準備完了!
17時ちょうどに来た「あきらかに外国人」の方は「オマタセシマシタネー」という漫画のような流暢な日本語を披露しつつ、秒で封筒を回収していきました。
回収から丸二日、時間にして48時間後に結果がメールで届きました。採取した唾液がセンターに届いてから最短3時間ということだったので、回収から48時間はかなり優秀なのではないでしょうか。
【注意事項】
・検査データの正確性・完全性を100%保証するものではありません
・結果は「高リスク」か「低リスク」で簡易的に報告されます
・新型コロナウイルス感染症の有無がわかるものではありません
あくまで簡易検査キットなので「高リスク」となった場合は、専門の病院等や保健所にご相談されることを強くおすすめします。
今回はたまたま近所のスーパーで購入したものを保管しておいたのですが、簡易的ながらいつでもPCR検査を受けられるということに安心感がありました。こんなご時世ですから、お手元に一つ準備しておいてはいかがでしょうか。
不必要な外出は感染リスクが高まるのでおすすめは出来ませんが、お近くにPCR検査センターがあるという方は直接出向くのもアリですね。
source:東亜産業「PCR検査」