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男女の話し方やコミュニケーションの目的は違いがあると言われています。そのため、会話が楽しめずに苦労をした経験がある人は男女問わず多いでしょう。好きな話ばかりしていたら彼女が不機嫌になってしまったり、今日あったことを逐一旦那さんに話していたらいい加減にしてくれと言われたり…そんな男女のすれ違いが実際に起きているシーンがTwitterで話題に。
カフェで読書してるんだけど、隣のアポっぽいカップルの男の方がイソギンチャクの触手の構造について熱弁してて、女子が完全生返事になってるのが気になって仕方ない。
違う、そうじゃない、話題変えろ、と念を送ったのが通じたのか、今度は南極の海底の話になった。
違う、そうじゃない。 pic.twitter.com/5NLH9ZRagi— Supi@婚活科医 (@Supi_cha) July 3, 2021
Source:Supi@婚活科医 (@Supi_cha)
これ、結構あるあるだと思うのですがどうでしょう。自分が興味ある話って、大体相手は興味ないものだったりしませんか。共通の趣味や好みが合う場合は別ですが。イソギンチャクの触手の構造、ちょっとレベルが高かったかもしれません。
え、めっちゃ面白そう、替わってあげたいです
— ピッコロ総理
(@MittanYy) July 3, 2021
Source:ピッコロ総理
生物系の話は、好きなひとは好きですよね。
そういう男子とお付き合いしたかったなー
— 山之上すみれ(朝ごはんをたくさん食べる) (@viola_japonica) July 4, 2021
Source:山之上すみれ(朝ごはんをたくさん食べる) (@viola_japonica)
知的な男性は素敵ですね。
妻にテヅルモヅルの話をして嫌がられています。
— 珈茶洲2.0 (@CSaigou) July 4, 2021
Source:珈茶洲2.0 (@CSaigou)
こちらにも同じような方がいますね。かく言う私も、夫がおもむろに話し始める哲学の話に関してはまったくそそられず、今回の女性と同様の対応をしてしまっています。もっと真剣に聞けたら良いのですが…。
ところで本件、だいぶ気になってきたので実際に調べてみました。イソギンチャクの触手について、そこまで熱く語れる理由は何か…。実は、イソギンチャクの触手は、置かれている環境でどれくらい餌がとれるかに由来しているのだそうです。同じイソギンチャクの種類でも、個体によって触手の数に差が出ることでかねてより研究者を悩ませていました。しかし、これがドイツの研究者によって解明されたのです。(参考:Feeding-dependent tentacle development in the sea anemone Nematostella vectensis )
生息している環境に餌が豊富だと、イソギンチャクの触手が増えていきます。さらに、イソギンチャクの触手の数は常に2本ずつ生成されますが、これは成体になってからも増え続けるというのです。食べれば食べるほど足が増える、なんとも興味深い。確かにこれは熱く語りたくなる案件です。しかし、tweetの内容を見ると今回の現場はアポ(婚活で言う顔合わせ、デートのこと)なのだそう。確かに、初めて会うひとにイソギンチャクの触手の話題を振るのは少しレベルが高いかもしれません。
デートの行く末が非常に気になる案件ですね。イソギンチャクといえば、見た目が非常にイソギンチャクに似ている毒キノコが話題です。