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東京都は教育的観点から、東京パラリンピックの学校連携観戦チケットによる子どもたちの観戦が予定されています。参加の不可については各自治体の判断となっており、対応が分かれています。そんな中、パラリンピックを見に行く小学生のバスを手配していたバス会社が、役所から突如キャンセルの電話があったことをTwitterで報告し、悲壮すぎる内容に同情の声が寄せられているのです。
東京都 パラリンピック観戦予定の子どもたち 事前に検査で調整 #nhk_news https://t.co/5Ne65wUcxB
— NHKニュース (@nhk_news) August 23, 2021
東京都は、パラリンピックの会場で子供たちが競技を見る取り組みとして、1都3県の小中学生らに観戦機会を提供する「学校連携観戦プログラム」への参加を呼び掛けていました。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により参加中止を発表する自治体が多くあるようです。
東京パラリンピックの学校連携観戦チケットによる子どもたちの観戦について、区立の小・中学校の児童や生徒のうち、およそ7割にあたる2万3000人余りが参加を希望していた東京・江東区は、24日、参加の中止を決めたことがわかった。https://t.co/1cSM7AAIHi
— NHK@首都圏 (@nhk_shutoken) August 24, 2021
当初は参加予定だったにもかかわらず、直前になり参加を取りやめるという自治体もあり、混乱が続いている状況が伺えます。
そんな中、子供たちをパラリンピック会場まで送迎するはずだった観光バスの運転士の、悲壮すぎるツイートが話題となっていました。
多分広まらない話だけど、
観光バス運転士としては、やはり仕事してナンボ。
で、明後日から「パラリンピックを見に行く小学生輸送」が、パラ終了まで続く予定で支度していたら、
今日「全日程キャンセル」と。2日前にキャンセル食らって、
キャンセル料すらなし。ゼロ円です。↓
— あっくん (@mijinko171) August 24, 2021
Twitterで、あっくん(@mijinko171)さんがパラリンピックの子供観戦に振り回された観光バス運転士の気持ちをツイートしました。
『明後日から「パラリンピックを見に行く小学生輸送」が、パラ終了まで続く予定で支度していたら、今日「全日程キャンセル」』『そもそも疑問がある中、やると言って配車を取らせた。』『たった1本の電話でゼロです。』と、続いており、コロナ禍で振り回されている観光バス運転士の心情がツイートされています。
このツイートを見て、「観客の送迎をする予定だったバス会社はたまったもんじゃないんだな。」「子どもたちから貴重な体験を奪い、観光バス運転手から仕事を奪い。」「子供たちを乗せるはずだったバス会社の方のツイートが辛すぎる。」と、同情の声がネット上に寄せられていました。
子ども達の貴重な時間を奪い、大人達から仕事を奪っていく新型コロナウイルスのいち早い収束が望まれます。
子ども達のパラリンピック観戦中止が相次ぐ中、菅総理や小池都知事を含む約40人が集合してパーティーを開いたことに批判が寄せられました。