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現在、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、各地でスポーツイベントの中止が発表されています。そんな中、こうした状況でも開催できる新しいイベントの形として「オンラインマラソン」なるものが話題になっています。虚構新聞のネタにありそうな響きですが、実際のところどういったものなのか、調査をしてみました。
あなたの“いつもの場所”での走りが、復興の力になる。
第1回 東北・みやぎオンライン復興マラソン 気仙沼市~南三陸町コースエントリー受付開始しました!
詳しくは大会公式ホームページをご覧くださいhttps://t.co/QM0KJSS2op pic.twitter.com/8M3exTCVgu — 東北・みやぎ復興マラソン (@run_for_revive) June 26, 2020
こちらは「東北・みやぎ復興マラソン」の公式Twitterの投稿。被災地に新たな賑わいを創り出すとの想いから2017年に始まった同イベントですが、昨年は台風の影響で中止、今年は新型コロナウイルスの影響で中止と思うように開催できない状態だったそうです。しかし今年は
大会は中止でも、何かしら復興を支援することはできないか。
私たちが出した答えは「東北・みやぎ“オンライン”復興マラソン」の開催です。新型コロナという先が見えない戦いの最中でも、復興の力になるため。
そして、初回大会から繋いできた復興への想いを未来へと繋げるため。
引用:東北・みやぎ”オンライン”復興マラソン
こういった強い想いから「オンラインマラソン」という形で開催することを決定したそう。
実はこの他にも、オホーツク網走マラソンや札幌マラソンなども、同じ形での開催を発表しています。
普通のマラソン大会と違うのは、なんといっても「全国どこからでもエントリーできる」ことでしょう。オンラインの名の通り走る場所に指定がなく、GPSにより距離を記録するため現地に行かなくても参加できるのです。
そして多くの大会に共通するのは、開催期間中に指定された距離を走ることで完走となること。つまり参加者はいつ、どこを何度走ろうが自由なのです。今までマラソン大会に参加したことがないような人でも、この仕組みであれば気軽に参加することができますよね。
さらに参加賞や完走賞としてその土地の名産品などが用意されていることも多く、競技というよりもイベントという色が強いことが特徴と言えそうです。
この試みに喜ぶ人もいる一方で、今までのマラソン大会の良さがなくなってしまっているという人も。一部ネットユーザーの間ではこんな声が上がっています。
マラソン大会は「その土地をそのときに行って走ることに意味がある」と思ってるので オンラインマラソンってどうしてものれなくて大好きな大会が案内をしててもスルーしちゃう。オンラインマラソンよりも地元の名産品のネット販売咲を案内してくれるほうが個人的には嬉しいな。
— いとっと (@itotto0205) July 6, 2020
今日、オンラインマラソンの存在を知りました。面白いですね。
参加者がどれくらい走ってるかをリアルタイムでチェックできたらいいな。「○日目時点の完走者は○人」とか「残り5時間からスタートする完走チャレンジ」とか。
リレーマラソン要素も入るともっと楽しそう。— グッドナイトボーイ (@Ht75S) July 14, 2020
リアルマラソン大会よりオンラインマラソンの方が向いてるかも。
人混み、団体行動苦手やし。好きな時に好きな場所で走れて気苦労しなくて済むから、これからもこう言うマラソン引き続きお願いしたいわ。
— 藤花院あまね
sweettone (@sweettone) June 10, 2020
外出自粛要請の期間中に運動不足解消のためランニングを始めた人も多いのか、最近街中ではランニングしている人の姿をよく見かけるようになりました。こうした新しい試みを続けることで、今後さらにランニング人口が増えていくかもしれませんね。
マラソンといえば、以前自宅でハーフマラソンを完走した人が話題になっていました。
source:東北・みやぎ”オンライン”復興マラソン
画像掲載元:写真AC