image:秒刊SUNDAY

7月23日、ついに東京オリンピック2020が開幕しました。テレビの前で開会式を見ていたという方も多かったと思いますが、想像以上に長かった開会式に途中で見るのをやめようかと考えた人もいたのではないでしょうか。天皇陛下の開会宣言によって幕を開けた東京オリンピック2020ですが、さすが日本の象徴であられる天皇陛下。バッハ会長との格の違いを見せつけたと日本国民が歓喜する事態となりました。

東京オリンピック2020開幕

昨夜国立競技場で、東京オリンピック2020の開会式が行われました。

選手入場のBGMには日本を代表するゲーム音楽が流れるなど、日本らしい演出に日本文化であるクールジャパンが世界中に発信されました。

そして、選手団の入場後に東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長の挨拶、続いて国際オリンピック委員会(IOC)バッハ会長の挨拶となりました。

当初二人合わせて9分のスピーチ時間とされていましたが、大幅に超過し二人合わせて20分の時間を要したとスポニチアネックスが伝えました。

組織委から提供された事前資料では、2人合わせて約9分とされていたが、実際には2人で約20分を要した。

source:スポニチアネックス

バッハ会長の話が長すぎることから、まるで朝礼の校長先生並みに話が長いとネット上で揶揄されツイッターのトレンドに『校長先生』が入るほどでした。

長すぎる校長先生のお話・・・ではなくバッハ会長のスピーチの後に行われた天皇陛下の開会宣言でしたが、スマートすぎて日本国民が歓喜の渦に巻き込まれました。

天皇陛下、13秒の開会宣言でバッハとの格の違いを全世界に見せつけたと話題

橋本聖子会長が約6分、バッハ会長が約13分の長々としたスピーチを行った後、天皇陛下による開会宣言が行われました。

約13秒の開会宣言に、テレビの前でだらだらとしていた国民の雰囲気が一気に引き締まり「天皇陛下だけが国民の空気を読めてた」「さすが国民の気持ちに寄り添うお方である」「国民感情を良く理解しておられる」と、国民感情に寄り添った天皇陛下に賞賛の声がネット上に寄せられていました。

たった一言だけの開会宣言が素晴らしすぎて鳥肌が立ったという声も見られましたが、開会宣言の言葉はオリンピック憲章によって定められており、定型文があるのです。

1.9- 開催国の国家元首は、つぎのように開会宣言をする:
「私は、・・・・・・(開催都市の名前)・・・・・・で開催する第・・・・・・回近代オリンピアード競技大会(または、第・・・・・・回、オリンピック冬季競技大会)の開会を宣言いたします」

source:オリンピック憲章

定型文があったとはいえ、天皇陛下の「私は、ここに、第32回近代オリンピアードを記念する、東京大会の開会を宣言します」の身の引き締まる開会宣言は、バッハ会長との格の違いを全世界に見せつけた瞬間だったのではないでしょうか。

バッハ会長のスピーチがグダグダと話題になりましたが、開会式前に行われたブルーインパルスのテレビ中継もグダグダ過ぎたと話題になりました。

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 天皇陛下の開会宣言、バッハ会長と格の違いを全世界に見せつける事態に