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誕生から50年余りが過ぎ、現在でも品質の良さと使いやすさから消しゴムの代名詞として圧倒的な知名度を誇る「MONO消しゴム」ですが、行政から依頼されてパロディ消しゴムを作った業者の「うっかりミス」によって笑えない事態に発展してしまいました。
小野市観光協会、許可なく「ONO消しゴム」販売中止:https://t.co/9S83DeD0Qa #神戸新聞 #兵庫県 #小野市 #消しゴム pic.twitter.com/eWZnoMv16J
— 神戸新聞 (@kobeshinbun) November 4, 2019
ことの発端は兵庫県小野市の観光協会が「MONO消しゴム”M”を取ってONO(小野)消しゴムにしよう」と思いついたことから始まります。
こういったパロディ商品を作る場合MONO消しゴムの販売元であるトンボ鉛筆に依頼をするか、許可を取ってから別業者に依頼するのが筋なのですが、小野市観光協会がそれを怠り大阪府内の業者に発注。
その製造業者もトンボ鉛筆の許諾を得ることなく生産・納品をしてしまったためイベントでの販売を中止する事態になっています。
あぁ、業者の「許可取った」を鵜呑みにしたのか。そりゃダメだ。
というか、最初から本家に作ってもらった方が良かったんじゃ?“本家”の許可得ず「ONO消しゴム」 兵庫・小野市観光協会のパロディー版、販売中止に(神戸新聞NEXT) - Yahoo!ニュース https://t.co/ldiHRhbjcZ
— マサル (@msr_muse) November 4, 2019
協会は詰めが甘かった、などと言っているようですが、何も詰めてないですよね、きっと。甘かったのは「詰め」ではなくて、「考え」ではなかったのかな?またはこのストーリー自体が全て仕込まれていたりしたらそれはそれで面白い。#mono消しゴム #ono消しゴム https://t.co/qDd14OWuog
— Hideo JAM Hosoda (@hyperjam) November 4, 2019
当然ながら観光協会に対し辛辣な意見が並んでいますが「詰めが甘いというより考えが甘い」という意見に納得させられました。そして地元在住と思わしき人が更に辛辣な意見を述べています。
ひまわりだのそろばんだのとドッチつかずでフラフラして、よさこいだとかマラソンだとか上っ面だけのイベントで”なんかやりました”って自己満足してるお役所らしい顛末だな。
神戸新聞NEXT|総合|許可なく「ONO消しゴム」販売中止 小野市観光協会 https://t.co/3DTPrJ3XWe @kobeshinbunさんから
— hariomania (@hariomania) November 4, 2019
どうしても行政に対しては厳しい意見が集中してしまいがちですが、普段から住民の方は思うところがあったのかもしれません。
ONO消しゴムトレンドはいってて私の消しゴムちょうどONOやんって思った() pic.twitter.com/Fjm2ZnGASx
— hEki_@テスト期間だってよ (@heki_1206) November 4, 2019
消しゴムがすり減ってくると、ケースを切るとこうなっちゃいますよね。思わずあるある!と共感したくなるようなツイートでした。
世の中にはパロディ商品が至る所で無許可販売されていますが、その多くは企業が黙認しているだけであり決して許されるものではありません。観光協会という行政が仕切ってパロディ商品を販売する以上、権利の承諾が必須ということを肝に銘じて欲しいものです。
パロディといえばお坊さんたちのバンドが話題になりましたが、権利を侵害せずに笑えるパロディは幸せな気持ちになれそうです。
画像掲載元:ぱくたそ