黙祷

本日、1945年8月6日午前8時15分に広島に「原子爆弾」が投下されました。多くの犠牲者を出してしまったことは言うまでもありません。そんな原爆投下の日は、毎年決まってテレビ番組で「平和式典」の「特番」が組まれることが多いのですが、同時にネット上でもこの日に関し祈りを捧げるという意味合いで「黙祷」を行うという風習があります。

記念式典が行われる広島

FNNの報道によりますと、広島平和記念公園の原爆死没者慰霊碑前で今年も平和記念式典が行われるようです。

平和式典には菅首相や世界86カ国の代表などおよそ780人が参列するようです。ただし、今年はコロナ禍ということもあり、いつもと違う形にはなるようです。

そんな式典や原爆投下の時間帯「午前8時15分」ですが、オンラインで少しでも祈りを捧げるべく「黙祷なう」と言うワードを発する方が増えています。

しかし、黙祷とは「声を出さず祈りを捧げること」との定義があります。

無言で祈りを捧げること。特に、死者に対し弔いの意をこめて祈りを捧げること。「黙祷する」もしくは「黙祷を捧げる」などの形で用いられる。

引用：Weblio

ただし、「黙祷なう」ツイートしている段階でそれが崩れるのではないかという意見もあります。

それを受けてか、最近では「黙祷なう」よりも「黙祷」と単純に捧げるケースが増えております。

先程調べたところによると、やはり「黙祷」と言うつぶやきが増えております。

黙祷　→　2969件
黙祷なう　→　5件

また「黙祷なう」を良いと考える人と、悪いと考える人のネット上での争いが絶えず、毎年争いに付き合うのが疲れたという「黙祷なう疲れ」も考えられます。

果たして「黙祷」「黙祷なう」とつぶやく文化は今後どのような展開を迎えるのでしょうか。

情報提供元： 秒刊SUNDAY
記事名：「 8月6日、広島原爆投下時間に「黙祷」がSNSで続々投稿される 」