まとめサイト震撼、「まとめ」が表現であると判決下る。
これはまとめサイトにとって他人事ではないのかもしれません。２ちゃんねるなど「保守的」な内容をまとめたサイト「保守速報」に対し、差別的な内容によって名誉を毀損されたとして在日朝鮮人の女性が同サイトを訴えていた裁判の判決が下り、保守速報管理人に２００万円の損害賠償の支払いを命じられました。
訴えを起こした李信恵さん
まとめサイト「保守速報」を相手取り訴えた裁判で、最高裁は12月11日付けで保守速報の上告を棄却。上告受理申し立ても認めず。一、二審判決が確定し、勝訴しました。大杉光子弁護士、上瀧浩子弁護士、事務局、支援して頂いたみなさま、本当にありがとうございました。みんながいたから勝てました。
— 李信恵 이（리）신혜 (@rinda0818) December 12, 2018
李信恵さんは、保守速報は差別的な内容によって名誉を毀損されたとして損害賠償を起こしております。判決の結果勝訴となり保守速報は２００万円の損害賠償を行うように命じられております。
今後「保守速報」に関しては茨の道となるわけですが、じつはこれ「保守速報」だけの問題ではありません。
今回の焦点となったのは以下の内容
ネット上の書き込みを「まとめる」行為は独立した表現であると指摘。それによる不法行為が成り立つという判断を下していた。
引用：YAHOO
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181212-00010005-bfj-sci
つまり、まとめるという行為は「表現」にあたり、現在乱立している２ちゃんねるのスレッドをまとめている、いわゆる「まとめサイト」は、決して他人事ではありません。
そればかりか、SNSや何らかの表現を引用するという行為はサイト運営者の表現となり、場合によっては今回のような訴訟問題に発展してしまうわけです。
これとは別に保守速報を守ろうと言う団体も現れておりますが、今回の件でどうなるかは不明。
いまや、ブログだけでなくアプリでも散々見かけるようになった「まとめサイト」。今後更に立場が危ぶまれてくるのかもしれません。
画像掲載元：保守速報