Image:秒刊SUNDAY

皆さんもご存知のように地図には様々なものがあります。その中でも世界地図というとメルカトル図法を用いたものを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。国の大きさもそうした平面にされた地図での印象から想像してしまいがちですが、実際の面積とは相違があるようです。現在ネット上ではロシア横断とアフリカ大陸、どちらが果たして長いのかといった疑問が話題になっています。

ロシア横断よりアフリカ大陸の方が長い、意外な事実が話題に

現在話題になっているのはこちらのツイートです。

三幸貿易の公式アカウントがツイートしている画像、地図上で長さが比較されているのは世界でもっとも広い国として知られるロシアとアフリカ大陸です。それぞれの長さを見てみますと、

ロシア:6400km

アフリカ:7200km

と表記されています。

地図の表記ではロシアの方が遥かに大きく描かれていますが、実際の長さではアフリカ大陸の方が上というように示されています。これは意外……。

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ちょっと気になりましたのでGoogle Earthでざっくりとそれぞれの長さを測ってみました。

ロシア:約6400km

アフリカ:約7340km

ざっくりと上記のような計測結果となりました、

恥ずかしながら正確な計測はできていないのですが、それでもアフリカ大陸の方が1000km近く長い距離が表示されています。

先程のツイートには様々な反応が寄せられており「地図表現による認識のズレがある」「球体を平面にしてしまったからね」「ロシアを直線で結ぶと陸路を経由するため湾曲するといった要因がある」といったタメになるコメントが多く見られます。

また「メルカトル図法では緯度が高くなるほど横に伸びると知っていたけど、ここまでとは」といった驚きのコメントも見られます。確かに普段目にすることの多いメルカトル図法を用いた地図のイメージからだと意外に感じますよね。

またこうした錯覚に対して、「地球儀を見ると視覚的に理解しやすい」といった反応も見られます。

地球儀が自宅にある方は実際に見比べてみると、違いがわかって面白いかもしれません。

今回の話題に関しては意外と感じる人の反応が多く見られます。上のツイートのように「平面に地球を書くには全てを正しくは書けないので用途により地図を変える」といった使い分けを意識することが正解なのかもしれません。普段から地図の使い方も工夫してみたいですね。

それにしても、同じ地球の地図でも表現の仕方でいろいろな違いが出るのは、面白くもあります。地図の話題ではちょっとホラーな出来事も。

source:Google Earth

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 ロシア横断とアフリカ長いのはどっち、メルカトル図法の盲点が話題に